72歳はとバス名物ガイドが教える　使える！通じる！　おやじギャグ英語術 の感想

英語の勉強教材はマジメなのが多くて疲れるので
たまにはこういう本で息抜きも。
楽しいですよなかなか。

前半はどのような表現がユーモラスに通じるかが書いてある。
ここがこの本の一番のウリ。
面白くてすぐ読んでしまった。
海外の人ってダジャレ好きですよね。本当に。
「素敵なステーキ」とか日本語を教えてあげるととても喜びます。
ここに書いてある表現はどれも外国の方は喜ぶであろうなと想像できる。

最後の章は勉強のコツや心得が書いてある。
オマケ的な存在で数ページしか割かれていないのではあるが
ここだけでも読む価値があると言えるほど秀逸な内容。
・コツとしてはハンディーな辞書、iPod、ネットを駆使すること、など。
これは今となっては当たり前ですよね。
家で英文学を大きな辞書を引きながら勉強するよりいつでもどこでも生きた英語を浴びまくる方が良い。
・心得としては完璧を目指さず伝えることを目指す、など。
英語での契約書作りや価格交渉等をする時は別ではあるが
海外のお客さんと話をする時には
正しい英語を話す事を求められてるのではなく
相手と心を通わせることを求められているのである。
かなりまっとうな内容である。0