乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房) の感想
参照データ
タイトル | 乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 堀江 宏樹 |
販売元 | 実業之日本社 |
JANコード | 9784408411477 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究 |
購入者の感想
以前に同じ著者の『乙女の日本史』を読んでいて、それがヒットしたらしいから続篇なんだなと、単純に考えていました。装丁も全く同じコンセプトと言っていいわけですし。
しかしフト見ると、先の本の版元が東京書籍なのに、こちらは実業之日本社。何があったんだろうと思いました。
で、内容ですが、私は前著にかなり否定的なレビューを投稿したのですが、こちらはグンと面白くなっています。万葉集から近代文学まで、登場する「乙女」を拾い上げて描かれ方を紹介していくのですが、神代の昔から近代文学までの文学史を「乙女」の視点からほとんどワンショットに収める才気には、舌を巻きます。タイトルにも納得。
著者は間違いなく、内に「乙女」を飼っている、ていうか、この著者は「乙女」に違いない。他にも著作はかなりあるようなので、読んでみようと思いました。
ちなみに本書の活字は、漢字と平仮名で書体を変えるマンガ方式を採用しています。読みやすさはそこから来ているのかも知れません。
しかしフト見ると、先の本の版元が東京書籍なのに、こちらは実業之日本社。何があったんだろうと思いました。
で、内容ですが、私は前著にかなり否定的なレビューを投稿したのですが、こちらはグンと面白くなっています。万葉集から近代文学まで、登場する「乙女」を拾い上げて描かれ方を紹介していくのですが、神代の昔から近代文学までの文学史を「乙女」の視点からほとんどワンショットに収める才気には、舌を巻きます。タイトルにも納得。
著者は間違いなく、内に「乙女」を飼っている、ていうか、この著者は「乙女」に違いない。他にも著作はかなりあるようなので、読んでみようと思いました。
ちなみに本書の活字は、漢字と平仮名で書体を変えるマンガ方式を採用しています。読みやすさはそこから来ているのかも知れません。