韓国人の癇癪 日本人の微笑み の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル韓国人の癇癪 日本人の微笑み
発売日販売日未定
製作者柳 舜夏
販売元小学館
JANコード9784093897532
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係

購入者の感想

この本は、著者が同胞たる韓国人に対して「もう少しマシな人間になってくれ。お前らがいつも
バカにしている日本人に比べても、あんまりに酷いじゃないか」というメッセージを伝えるための
ものなのでしょう。日本人に対して、「韓国人がアホンダラばかりで、いつも迷惑かけて申し訳
ない」と謝る本ではありません。なので、日本人が読むと「何言ってやがる!?」と感じるけど、
まぁしょうがないかな。

と、途中までは寛容な気持ちで読んでいました。が。

強烈な違和感を感じる記述にぶつかりました。日本人は極めて柔軟で、運命をあっさりと受け
入れる、だから明治期の欧化や戦後のアメリカに頼った急速な経済発展があったのだ、と筆者が
主張するにあたり、戦後の日本について以下のような記述があります。
「日本の高官の夫人たちが、米軍の高級将校たちのセックスパートナーになったという話は
あまり信じられない話ではあるが、様々な状況から推し量るに事実のように思える」
日本人は運命をあっさり受け入れるから、政府高官の夫人達が、米兵将校に性的に奉仕していた、
と主張しています。戦後、進駐軍の兵士の性的暴力から一般の日本人女性を守るために、同軍
兵士の相手をするための慰安所が設けられた、ということは知識として知っていました。しかし、
それらにしても戦争未亡人等で他に日々の糧を得る方法がない女性達が止む無く慰安婦になって
いたワケで。日本政府高官の夫人達が、進駐軍将校に性的奉仕をしていたなど、私は聞いたことが
ありませんでした。ネットで調べてもみましたが、それらしいエビデンスには行き当たりませんでした。
「日本に学べ」とか主張してはいますが、所詮はこの著者も日本人に対して「好色で貞操観念がない、
韓国人よりはるかに劣る愚かな連中」であって欲しいのでしょう。現実には日本の方が韓国より先を
行っているわけですが、それが気に入らないから、なんとかして日本人を貶めなければ気が済まない
ようですね。
読む価値はありません。

一言で言えば韓国人同胞に対し、日本に対してみっともなく騒ぐのをやめよう、臥薪嘗胆、その時までに刀を研いで置け、という本である。
日本に対する誤解や思い込みは一般の韓国人と殆ど変わらない。
勉強した、本を読んだとあるが、知識の浅さがそこかしこに露見している。
韓国の知識人とは、この程度かとがっがりした。
「自激之心」とは自分に対する不満とか劣等感とか強迫観念とか、そういう意味だそうで、韓国人はそれが強すぎるので幼稚な反日行動となっている、と主張している。
なるほど、とは思うが最も囚われているのは作者自身のような気がする。
また同様の主張をしている他の論者、例えば趙英男氏の文章が下手だのと罵っているが、趙英男氏は歌手である。
この本の作者、柳 舜夏氏は作家だそうだが、論理の飛躍が多く、それに漢字が読めるという割りに誤字も多い。
私の払った印税が柳舜夏氏の懐に入るのかと思うと買って損した以上のやるせないものがある。

韓国人の立場からの冷静な日韓文化比較論を期待して購入しましたが、少し期待外れでした。
全体的には韓国人の改善していかなくてはならない点を説いていますが、具体的検証が乏しいです。

特に植民地支配、靖国問題などの記述では従来の韓国人の主張そのままで、日本が今もなお韓国人の心を傷つけているという見解一辺倒で、この人自身もルサンチマン根性から永遠に抜け出せないだろうと思わせました。

私としては植民地時代の話を論ずるなら、その功罪両面、併合前と後ではどう変わったのかをフラットな視点から描いたものを読みたいと思っていたのでがっかりしました。

また日本社会や安倍首相への事実誤認やネットのうわさ話程度の事を信じている節も多々あり、1500円も払って新刊を読む価値はなかったなと思いました。

 本書を読む動機は、韓国人著者による等身大の韓国を描いた著作と思って興味を
持った事です。読んでみると、人や思考パターンなどを日韓で比較し、文化・産業・人
など総合的に「日本>韓国」で有ることを説明しています。中には日本人として納得
出来ない部分「伊藤博文を貶めるような記述」が有ったり、ドイツの「ブランド首相の
行為と安倍首相の比較」が有ったりしますが、総体的に日本人には「スーッ」と体に
落ちてくる感じです。そこそこ違和感なく読み進めます。

※ブラント首相の行為は全く背景が違うから、韓国人が「日本の歴代首相が云々」と言うこと
には相当違和感を感じる。戦争前、日本は一応合法的に韓国を日本の一部として統治していた
訳だ。
※著者が「戦犯国」という言葉を使うが、これも強い違和感を感じる。敗戦国ならば良いと
思う。

 目から鱗が落ちたのは、「日本人による韓国(史)研究は凄いが、韓国人による日本(史)
の研究は皆無」と言う記述です。この記述で、「へー、韓国人って日本嫌いだから、日本の
研究もせず、国家からの反日教育だけで日本批判し、踊らされているちょっと可哀想な
人々なんだなと気付きました。そう考えると、毎日毎日繰り返される中央日報や朝鮮日報の
意図的な記事も「可哀想な人々の記事」と思え、少し悲哀も感じるようになりました。

 韓国人の思考方法を知りたい人は一読しても良い本です。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

韓国人の癇癪 日本人の微笑み

アマゾンで購入する
小学館から発売された柳 舜夏の韓国人の癇癪 日本人の微笑み(JAN:9784093897532)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.