[図解]量子論がみるみるわかる本(愛蔵版) の感想

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参照データ

タイトル[図解]量子論がみるみるわかる本(愛蔵版)
発売日販売日未定
製作者佐藤 勝彦
販売元PHP研究所
JANコード9784569706795
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 量子物理学

購入者の感想

隠居からのお勧め-仏教・荘子より宇宙論, 2015/12/3

投稿者

Ajiki三郎

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レビュー対象商品: 「相対性理論」の世界へようこそ―ブラックホールからタイムマシンまで (PHP文庫) (文庫)

 量子論は50年以上前、大学でかじったが、シュレディンガー方程式が出てきたところで「理解不能」と断念。最近、隠居生活で暇だらけとなり、再度、量子論に挑戦し、一般向けの本・雑誌を30冊ばかり読み漁ったが、本書が一番わかりやすかった。むずかしい数式はともかく、量子論の本質は理解できたように思われる。コペンハーゲン解釈にしろ多世界解釈にしろ、この宇宙が如何に奇妙奇天烈、摩訶不思議な世界であるかを実感すると同時に、無数の宇宙にいるという無数の自分を想い、その小ささ、人生の儚さをなぜか痛感。生きとし生きるものへの同情にも似た気持ちすら込み上げてきた。仏教、荘子もいろいろ読んだが、哲学好きの人には、西洋哲学、仏教、荘子より宇宙論を熟読することを勧めたい。特に本書のように、宇宙論・量子論の権威が、ド素人向けに編んだ本を勧めたい。

私は純粋文科系人間で、物理学などはまったく勉強してこなかったのですが、
この本は物理学の最新の理論である量子論を分かりやすく解説してあり、
それなりに楽しく理解することができました。

ここ数年の日本人のノーベル物理学賞の受賞や、半導体技術、
はたまたパラレルワールドのようなSFの世界のような話題など、
なんとなく知っていた方がよさそうな興味深い話が解説してあり、
本の構成としても図表を多用してあり、活字だけだと分かりにくい概念も
ビジュアル的に理解することができます。

ばりばりの理系の人とか、高度な専門知識を求める人にとっては
不満が残るかもしれませんが、初心者が入門的に読むのには最適な本だと思います。
500円だし
この本をきっかけにさらにほかの物理の本も読んでみようという気にさせる一冊です。0

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