最新 戦略PR 入門編 の感想
参照データ
タイトル | 最新 戦略PR 入門編 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 本田哲也 |
販売元 | KADOKAWA/アスキー・メディアワークス |
JANコード | 9784048665230 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » マーケティング・セールス » 広告・宣伝 |
購入者の感想
名著「戦略PR」の著者自らが、「空気を作って大ヒット商品を生む」方法(私自身はこの手法を、商品を見せずに商品を売るという意味から、「ノン・プロダクト・マーケティング」と呼んでいる)を、入門編と実践編に分けて解説している本。
この本を素晴らしい内容にしている要因は3つある。
まず、圧倒的な事例の量。「戦略PR」の時には海外の事例が多い傾向があったが、本書で解説されているのは、サントリー、ダノン、アディダス、花王、P&Gといった、誰にも身近な会社・商品の日本での事例。しかも著者自身がプロジェクトに携わっている例も多いため、具体的な数字(出稿量、等)、何を思い悩んだのか、成功のポイントは何だったのか、等が具体的でわかりやすい。
次に、「インフルエンサーの種類」、「リサーチに使用できるツール一覧」、「戦略PRロードマップ」等、マーケッターが実践で使えるようなフレームワーク(考え方の枠組み)や、リソース、フォーマット等の数々の知見が、実例とともに惜しみなく披露されていること。特に「実践編」では、「戦略PR」を実行したい場合には、何をどの順番で考えるのか、というプロセスが示されているのが実用的。
最後に、著者による一方的な意見だけではなく、LINEの田端信太郎、広告界の重鎮である佐藤尚之、ソーシャルメディアマーケティングの第一人者である池田紀行など、そうそうたるメンバーが戦略PRに対する考えや知見を披露している事。違う視点を入れる事で、本書を読みやすくしているばかりか、「戦略PR」という定義がとても曖昧な物についての理解を深めている。
日本で「マーケティング」と名のつく仕事ををされている方、また目指している方は、読んでおいて損は無い実践的マーケティング本。まだ「戦略PR」を読んだ事が無い方とか、「戦略PR」というコンセプト自体が新しいという方、または「戦略PR」をおさらいしたい、という方はまずは「入門編」を。既に戦略PRの狙いや仕組みはある程度理解しているという方は、「実践編」からでも大丈夫かもしれない。
この本を素晴らしい内容にしている要因は3つある。
まず、圧倒的な事例の量。「戦略PR」の時には海外の事例が多い傾向があったが、本書で解説されているのは、サントリー、ダノン、アディダス、花王、P&Gといった、誰にも身近な会社・商品の日本での事例。しかも著者自身がプロジェクトに携わっている例も多いため、具体的な数字(出稿量、等)、何を思い悩んだのか、成功のポイントは何だったのか、等が具体的でわかりやすい。
次に、「インフルエンサーの種類」、「リサーチに使用できるツール一覧」、「戦略PRロードマップ」等、マーケッターが実践で使えるようなフレームワーク(考え方の枠組み)や、リソース、フォーマット等の数々の知見が、実例とともに惜しみなく披露されていること。特に「実践編」では、「戦略PR」を実行したい場合には、何をどの順番で考えるのか、というプロセスが示されているのが実用的。
最後に、著者による一方的な意見だけではなく、LINEの田端信太郎、広告界の重鎮である佐藤尚之、ソーシャルメディアマーケティングの第一人者である池田紀行など、そうそうたるメンバーが戦略PRに対する考えや知見を披露している事。違う視点を入れる事で、本書を読みやすくしているばかりか、「戦略PR」という定義がとても曖昧な物についての理解を深めている。
日本で「マーケティング」と名のつく仕事ををされている方、また目指している方は、読んでおいて損は無い実践的マーケティング本。まだ「戦略PR」を読んだ事が無い方とか、「戦略PR」というコンセプト自体が新しいという方、または「戦略PR」をおさらいしたい、という方はまずは「入門編」を。既に戦略PRの狙いや仕組みはある程度理解しているという方は、「実践編」からでも大丈夫かもしれない。