Reboot&Collabo. の感想

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参照データ

タイトルReboot&Collabo.
発売日2013-04-24
アーティスト押尾コータロー
販売元SME
JANコード4547557015768
Disc 1 :Ready, Go!
One Love, ~T’s theme~
Weather Report
nanairo
Midnight Rain
MISSION
キミノコト
STEALTH
Kiwi & Avocado
Disc 2 :瞳をとじて with LISA
IF YOU WANT with 氷室京介
時の過ぎゆくままに with 工藤静香
瞳をとじれば with カサリンチュ
... & Smile with 今井絵理子
Smile Blue with DEEN
Shape Of My Heart with 渡辺美里
ナイト・ウェイブ (Live Version) with 甲斐よしひろ
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

NHKのEテレで月曜日の午後9時半から、押尾コータローさんのギター教室をやっています。課題曲は「戦メリ」で来週で最終回とのことですが、その中で、ハーモニック奏法の極意を披露していました。12フレットの3弦までを人差し指でバレーして、中指で弾くとのこと。見てなるほどとは思いますが、とてもうまくはいきません。また、教室中の模範演奏でWeather Reportを紹介していました。これが素晴らしい。それがこのアルバムにもありましたね。

さて、アルバムですが、Disc1、初っ端のReady, Go!からバリバリに弾き、疾走します。ユッタリ目は、nanairoとキミノコトそしてラストのKiwi&Avocado、しっとりと聴かせます。
全曲素晴らしいのですが、5曲目のMidnight Rainは、切ないメロディとJazzyな味付けがあり、歌詞もつけたらシングルヒットするんではと思いました。
6曲目のMission、これは正に絶品です。楽器としてピアノの万能性に匹敵するような奏法には、ただ感心するばかりです。

Disc2については、コラボの相手には、特段の関心はなかったのですが、おまけ的ではなく、名ピアニストが歌伴する(例えば、ケニー・バロンとかハンク・ジョーンズ)感じで進めています。工藤静香に関心がなくても「時の過ぎゆくままに」などは懐かしいし、氷室京介のもいい。聴く回数を重ねる毎にどれも味がでてきて、こういう企画も時にはいいものだと思いました。1曲、エレキの間奏部分があり、オヤこんな弾き方もするんだと思っていたら、ゲストのギター奏者でした。どの曲かは聴いてのお楽しみにとっておきましょう。

本アルバムは通常のインスト、他のミュージシャンとのコラボレートしたCDの二枚構成です。
インスト、コラボの一つ一つ記載しようと思います。
◯インストCD
9曲録音されておりますが、インスト好きの私としては少し物足りない感じがしました。
純粋なアコースティックギターのアルバムではありません。
またやはり最近のアルバムを聞いていて思うのですが、エフェクトかけ過ぎ、重ねすぎな印象です。
アップテッンポな曲では何と無くの雰囲気で弾いているように聴こえ、聞き終わった時にメロディーが残りませんので残念です。
ですがMidnight Rainという曲は今までにない大人の雰囲気ですし、
Weather Reportも明るい曲ですがリラックスできる非常に良い曲も入っております。
私は最初聴いた時は『こんなものか』と思いましたが、じっくり聴いていると良さがわかってきます。

◯コラボCD
このCDは押尾さんがメイン、またはサブでギターを弾いているようなCDではありません。
曲によっては押尾さんのギターはほとんど聴こえません。
このようなCDを作るのであれば、youtubeに出ているようなもっとアコースティックテイストな曲が欲しかったです。
例えば矢井田瞳さんとのDarlin Darlin やTM revolutionさんの Level4など。
平井堅さんの『瞳をとじて』も入っておりますが、唄っているのも本人ではなくがっかりでした。

◯全体
上で散々批評していますが、曲自体は良かったので私は買って良かったと思います。
ですがもう少しアコースティック感が欲しいなぁと毎回のアルバムで思います。

オリジナルばかり9曲のDisc1とアーティストとのコラボ8曲のDisc2からなるアルバムです。

Disc1は「もう一度、頭の中をリセットして、自分自身と向き合い」
と押尾さんが書いている通り、
真摯にギターに向き合っている押尾さんの姿が思い浮かぶ、
技術だとかの理屈を超えた素晴らしい曲と演奏です。

「これ一人で一度に弾いてるんだよ」とか、そんなこと言っている場合じゃないです。
演奏技術だけじゃない本当にすごい音たちです。
私が一聴き惚れした初期のころを思い出させる勢いと、
11年目を迎えた押尾さんの大人の落ち着きが共存しています。

一音一音の丁寧さ、美しさに加え、
このアルバムでは音に色鮮やかさが増したように思います。
特に今回は低音が美しく、
高音の響きも今までにない音が加わったように思います。

よくピアノは一台でオーケストラの音を出せるほど多彩な音を出すといいますが、
今回の押尾さんはギターでそれをやり遂げていると思います。

変な表現だとおもいますが、「音から目が離せない」です。
「俺の音を聴け!」と全編にわたって言われているようです。

曲も良いのか、よく聞こえるのか、どちらかわからないけれど良い。
特に06は「HARD RAIN」に並ぶ名曲だと思います。
メロディアスな曲も前回までのどこか自分の演奏に酔っているようなところがなくなり
ギターに対する愛情が感じられます。

Disc2は伴奏にとどまらないいい演奏です。
特に08の甲斐よしひろ氏とのLiveでの演奏が素晴らしい。
けれど特に好きなわけではない歌手の歌声を聴き続けるのは結構つらいので、
これはあまり聞かないかも。

Disc1だけでも買う価値充分です。
なので、めったにつけない☆5つです!

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