こんな日弁連に誰がした? (平凡社新書) の感想
参照データ
タイトル | こんな日弁連に誰がした? (平凡社新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小林 正啓 |
販売元 | 平凡社 |
JANコード | 9784582855098 |
カテゴリ | 社会・政治 » 法律 » 暮らしの法律 » 法律入門 |
購入者の感想
(a) 弁護士会が強制加入団体である制度的背景、(b) 1960年代から70年代の最高裁による青年法律家協会(青法協)所属の裁判官弾圧の背景、(c) 人権派弁護士が主張する「経済的自立論」、(d) 法曹人口問題に対する日弁連の迷走、などなど、裁判所と弁護士会をめぐる様々な問題についてきちんと整理して書いています。
私は、長年なんとなくわかったような気になっていた断片的な情報がきれいに整理され、すっきりしました。
中でも、法科大学院の設立と法曹人口の大幅増の関係や、その際に日弁連がなぜあまり反対しなかったかについて、やっと納得できました。
実にたくみに「まるで見てきたかのように」記述した本であり、国や大学や日弁連の駆け引きの推移に引き込まれます。
一気に最後まで読んでしまう、なかなか充実した本です。お勧めです。
私は、長年なんとなくわかったような気になっていた断片的な情報がきれいに整理され、すっきりしました。
中でも、法科大学院の設立と法曹人口の大幅増の関係や、その際に日弁連がなぜあまり反対しなかったかについて、やっと納得できました。
実にたくみに「まるで見てきたかのように」記述した本であり、国や大学や日弁連の駆け引きの推移に引き込まれます。
一気に最後まで読んでしまう、なかなか充実した本です。お勧めです。