孤独のチカラ (新潮文庫) の感想

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参照データ

タイトル孤独のチカラ (新潮文庫)
発売日販売日未定
製作者齋藤 孝
販売元新潮社
JANコード9784101489261
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

久々に涙が出てしまう本でした
感動による涙ではなく、
「ああそうだったのか。間違えていなかったのか」という、
どちらかと言うと「救われた」と思える涙だったと思います。

(この本で泣くのは変ですが。笑)

一人っ子で独身の私ですが、両親が最近なくなり本当に独りになってしまいました。
性格もプライドが高いのか、一匹狼タイプです。
・・・ただ、本の中に出てきた「最近の若者」らしく、つるむ友人はいますが。笑。

斎藤さんはご家族もいらっしゃり、兄弟もいらっしゃるという意味では「本当の孤独」ではないのかもしれません。
本の中に出てきた「中原中也」や「ピカソ」なども本当の孤独ではないのかもしれません。

しかし、環境の孤独と心の孤独は違うと思います。
彼らは環境は孤独ではなかったのかもしれませんが、心のなかに孤独をおいておくことによって
強く生きられたと思っています。

私は今、環境的に孤独になっていますが、孤独であることには変わりありません。

周りの環境を羨ましく思う・妬ましく思うという気持ちが自分の中にあり、
それが孤独を変な方向にねじ曲げていたと思います。

「周りは気にしなくて言い。自分を好きになって、自分に誇れる人になればいい。」

そういうことに気づけただけでも、読んでよかったと思います。

孤独感を感じている人には、「気づき」のためにも一読されることをお勧めします。

この本は大学生のころの私に読ませたいと思った。
なぜなら、そのころ私は「孤独」だったからである。
本書に述べられているようなことを知っていれば、少しは孤独ゆえに苦しむこともなかったかもしれない。
本書では「孤独」を肯定的にとらえ、自分を向上させるためのエネルギーに変換させるための方法論が紹介されている。
齊藤孝氏のファンや現在「孤独」を感じている方にお勧めである。

孤独とはあまり良いイメージがないのが一般的です。
ところが、斉藤先生は孤独の大切さやその良さを訴えております。
私も孤独にそんなに強いとは思いませんし、いつも誰かと連んでいる方が安心な気がするほうです。
しかし、一人ならではの自由さと自己研鑽と自分と向き合う時間を得るには、孤独は絶好のチャンスです。
孤独を恥じず、孤独を上手く利用した考え方に、今、孤独な方は本書で前向きにとらえていけるのではないでしょうか?

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