自然は脈動する―ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察 の感想

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参照データ

タイトル自然は脈動する―ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察
発売日販売日未定
製作者アリック バーソロミュー
販売元日本教文社
JANコード9784531081646
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 科学史・科学者

購入者の感想

タイトルとは違い、ほとんど水の話である。しかし、読めばその水の力について、水は単なる水として、それ以上も以下でもなく、ただの流体としてしか現代の科学では扱っていないことがわかる。言われてみれば結構意外、灯台下暗しか。

実は水というのは、温度によって流れる速度が違い、流れ方によって、水の純度も違ってくるのだ。水は冷たいほど(というよりある一定の温度で最高に)早く流れるので、人体のほとんどが水でできている我々は、お風呂に入ったあと冷水を浴びた方がいいのも血行がよくなるからなのだ。

水は螺旋状に流れるときに純度が増すらしく、シャウベルガー発祥の地のドイツで生まれた浄水器メーカーBRITAは今日本でもヒットしているが、注ぎ口を見てみると、なるほど螺旋状に流れるようにできている。BRITAを持っている人は見てみるといい。シャウの理論では、現在の水力発電は膨大な量のエネルギーを無駄にしている。

こんだけ素晴らしい理論が発見されているのに、あまりメジャーじゃないのは、多分石油利権を脅かすからだろう。水の動力だけで、巨大なエネルギーを生むことができるからだ。資源は乏しいが水だけはふんだんにあるわが国の研究者にぜひ読んでもらいたい。BRITAのように実際に利用されている例を見ると、信憑性が高く、この本は宝の山である。メーカー研究者は必読の書である。

文系の私でも、読み進めて行くのが勿体ないほどで舐めるようにして読んだ。先のコメントにもあるが、学生の時に読んでいたら絶対この道に行きたかったと思う。水の持つ特性に水は記憶するということを発見しているが、波動だったり記憶だったり、およそ物理とは程遠い要素を含みながら、一方で石油以上のエネルギーの可能性があるところに、理系を選択できなかった私にあらぬ夢を見せてくれるのである。

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