金融政策の死 ―金利で見る世界と日本の経済 の感想

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参照データ

タイトル金融政策の死 ―金利で見る世界と日本の経済
発売日販売日未定
製作者野口 悠紀雄
販売元日本経済新聞出版社
JANコード9784532356231
カテゴリ » ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情

購入者の感想

野口悠紀雄氏の分析はいつも本質を突いており、今回も素晴らしかった。
「量的・質的緩和(QQE)」、いわゆる「異次元緩和」の限界や問題点は、概ね同時期(12月上旬)に緊急出版された小黒一正氏の『財政危機の深層―増税・年金・赤字国債を問う (NHK出版新書 449)』の第5章でもクリアーに説明されており、財政のプロで元大蔵省出身であった両氏の意見が一致していることが今のアベノミクスの限界を明らかにしている。
いずれにせよ、異次元緩和は巨大な時限爆弾であり、QQE2で完全にルビコン川を渡った日本経済。株価が上昇し、日本経済は踊っているが、将来に支払う代償は高くなっている。今後の日本経済の先行きを見通すためにも、「金融政策の死」は必読書と言える。

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日本経済新聞出版社から発売された野口 悠紀雄の金融政策の死 ―金利で見る世界と日本の経済(JAN:9784532356231)の感想と評価
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