Main Street: The Story of Carol Kennicott (Penguin Twentieth-Century Classics) の感想
参照データ
タイトル | Main Street: The Story of Carol Kennicott (Penguin Twentieth-Century Classics) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Sinclair Lewis |
販売元 | Penguin Classics |
JANコード | 9780140189018 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
第一次大戦前後が舞台のアメリカ中西部の小さな町の人間模様を描いたノーベル賞作家Sinclair Lewisの大ヒット小説。
判事の娘で、遺産で大学を卒業し、(社会的地位の高い)図書館員として働いていたキャロルは、田舎町出身で医師のウィルの熱烈な求婚を受け、ウィルの出身地で生活することになった。
そこは、伝統的で偏狭な考えを持った人たちが支配する、どこにでもある田舎町で、進歩的なアイデアを持ち込もうとするキャロルは、いたるところで壁にぶち当たり、批判の対象となってしまう。
自分の家政婦をしていたドイツ系移民の娘が結婚したが、病で倒れた時に周囲の人たちが全く助けようとしなかったこと、芸術家志向で仕立屋のスウェーデン出身の青年と仲よくしていると白い目で見られ、新任教師として赴任してきた若い娘が、不良息子を擁護する未亡人の攻撃を受け学校を追われるに至り、我慢ならなくなったキャロルは、…
この小説は、描写された生活が、全米中の田舎町に共通したものであったことから、大ヒットとなり、ホテルの客室にバイブルと並んで置いてあったとかいうことです。
内容は日常生活のことであり、探偵小説好きの私にとっては退屈な小説でした。また、文章は分りにくく、読み終わるのに2カ月以上かかりました。ただし、この作家のもう一つの大ヒット小説Babbittに比べれば、よほど面白いと思います。
判事の娘で、遺産で大学を卒業し、(社会的地位の高い)図書館員として働いていたキャロルは、田舎町出身で医師のウィルの熱烈な求婚を受け、ウィルの出身地で生活することになった。
そこは、伝統的で偏狭な考えを持った人たちが支配する、どこにでもある田舎町で、進歩的なアイデアを持ち込もうとするキャロルは、いたるところで壁にぶち当たり、批判の対象となってしまう。
自分の家政婦をしていたドイツ系移民の娘が結婚したが、病で倒れた時に周囲の人たちが全く助けようとしなかったこと、芸術家志向で仕立屋のスウェーデン出身の青年と仲よくしていると白い目で見られ、新任教師として赴任してきた若い娘が、不良息子を擁護する未亡人の攻撃を受け学校を追われるに至り、我慢ならなくなったキャロルは、…
この小説は、描写された生活が、全米中の田舎町に共通したものであったことから、大ヒットとなり、ホテルの客室にバイブルと並んで置いてあったとかいうことです。
内容は日常生活のことであり、探偵小説好きの私にとっては退屈な小説でした。また、文章は分りにくく、読み終わるのに2カ月以上かかりました。ただし、この作家のもう一つの大ヒット小説Babbittに比べれば、よほど面白いと思います。