バッハ集 4 (井口基成 校訂版) (世界音楽全集 ピアノ篇) の感想
参照データ
タイトル | バッハ集 4 (井口基成 校訂版) (世界音楽全集 ピアノ篇) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 井口 基成 |
販売元 | 春秋社 |
JANコード | 9784393910047 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » エンターテイメント |
購入者の感想
内容がわかりにくいですが、インヴェンションとシンフォニアに加え、小プレリュードと小フーガなどが収録された楽譜です。
伝統的に、日本のピアノ教育現場ではよく使われてきた本のようです。
しかしバッハが指示していない速度記号、強弱等が書かれた、いわゆる解釈版です。
箱に入った立派な装丁ですが、1964年刊と古く、新バッハ全集以降の研究を反映しているものではありません。
原典版と併用して使えば、解釈の一つとして充分役に立ちますが、これだけを使うのは考えものです。
市田版 、ウィーン原典版 などをおすすめします。
なお、装飾音の問題は、日本とか欧米とかの問題ではなく、近年のバッハ研究の反映によるものです。
もちろん、昔ながらの弾き方をしても、良い演奏もあると思いますが。
各版の比較はリスト マニア「インヴェンション尽くし」に書きましたので、ご参考までに。
伝統的に、日本のピアノ教育現場ではよく使われてきた本のようです。
しかしバッハが指示していない速度記号、強弱等が書かれた、いわゆる解釈版です。
箱に入った立派な装丁ですが、1964年刊と古く、新バッハ全集以降の研究を反映しているものではありません。
原典版と併用して使えば、解釈の一つとして充分役に立ちますが、これだけを使うのは考えものです。
市田版 、ウィーン原典版 などをおすすめします。
なお、装飾音の問題は、日本とか欧米とかの問題ではなく、近年のバッハ研究の反映によるものです。
もちろん、昔ながらの弾き方をしても、良い演奏もあると思いますが。
各版の比較はリスト マニア「インヴェンション尽くし」に書きましたので、ご参考までに。