公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 ミクロ経済学 の感想

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問題は易しいものから難しいものまで広くカバーしています。ただし、例題が必ずしも易しいわけではないので、難しいと感じた場合は基本問題の難易度1を先にやっても良いと思います。

使い方については、おそらくレジュメ部分を読んだだけで解ける問題はほぼないと思いますので、分からないものはどんどん解法を読み込んで理解すれば良いと思います。これも1度では難しいので、同じ問題を何度も復習することになります。挫折する方の多くはこの作業をせずに、レジュメを読んだだけで解けないから嫌になった、式変形が分からないから嫌になったというパターンが多いのではないかと思います。難易度1と言っても過去問レベルとしての話なので、確認問題のつもりでいるとギャップがあると思います。

使う数学の大半は中学レベルですし、高校レベルは数列と微分（数IIで習う一番易しい微分）くらいです。大卒程度を希望している方なら、よっぽど苦手という方でない限りは問題ないと思います。

経済の導入本は理解させることに重点を置いているため、
仕方のないことではありますが、
問題を解くときにややまわりくどい解き方をしていることも多いです。

これに対して本書は、いかに問題を解いていくかに重点を置いており、
非常に実戦的で、得点に直結する解き方が身につきます。
そのための解説と演習量も豊富であり申し分ありません。

ただし初学者がいきなり入るのはなかなか厳しいと思いますので、
導入本で理解を深めたあとに本書を何周かする、
といった流れで学習するといいでしょう。

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