渓流ルアー釣りがある日突然上手くなる―「見えない壁」を意識すると明日の釣果が違ってくる (釣力UP!壁を破る超常識シリーズ) の感想

他の方のレビューにある通り、結局はフィールドで感じることがなければ上達はしません。

そうした気付きを与えてくれた、という意味では大いに意味がある一冊ですが、
トラウトルアーのビギナーである私には書いてある内容が天才過ぎて理解不能な部分がありました。

飯田氏のDVDでも、なんとなく『教わるのではなく見て感じろ』的なメッセージを感じますね。
そんな感覚の一冊であります。

一つ実例を挙げるとすればルアーの選択部分。
　『背中のカラーは気にしていない』
と言いつつ
　『背中のカラーはできるだけ〇〇のものを使うようにしています』
と同じ章で書いています
ご本人的には意味がある内容なのでしょうが、凡人には区別がつきません。

専門語句が随所に出てきますがその説明は本書にはありません。
トラウト専門誌をある程度読んでいる方が対象と思われます。

読んで損はないと思いますが結局
　『答えはいつもフィールドにあるのです』
　（本文より引用・前後のつながり語句あり）
の一言に集約されています。

壁が破れるかどうかは…