印象派美術館 の感想
参照データ
タイトル | 印象派美術館 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 島田 紀夫 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784096997079 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
だいぶ前から書店でも大々的に宣伝されていた『印象派美術館』がついに刊行されました。
フルカラー、豪華装丁、ボックスケース入りと
保存版としての基本的なポイントは押さえられています。
作家別、時代別の切り口でのまとめかたもわかりやすく、
『後期印象派』で体系だててあったり、マネの絵が順番に載っていたりと
『印象派って、よく聞くけど詳しく知らないわ』という人には
かなり読みやすい文献に仕上がっています。
・・・が、少しうるさく言えば、よくも悪くも無難なまとめで、
やはり『印象派』を一冊にまとめるのは無理があるのかなぁ・・・
と改めて感じてしまいます。
個々の画も、ページ最大でもそれほど大きくなく、
発色もなぜかあまりよくないものが残念ながら目立ちます。
個人的には、大好きなモネの『散歩~日傘を差す女』がどうも色落ちしているのが
がっかりでした。
とはいえ! 自宅の書棚に『印象派美術館』と描かれた背表紙が並ぶのは、
ハッキリ言ってそれだけで気持ちいい(笑)ものなので、
経済的に余裕があれば、買ってしまって大丈夫です。
ただし、¥8,400-に見合うだけの、
他の書籍にない特色があるかといえば―――ちと微妙。
フルカラー、豪華装丁、ボックスケース入りと
保存版としての基本的なポイントは押さえられています。
作家別、時代別の切り口でのまとめかたもわかりやすく、
『後期印象派』で体系だててあったり、マネの絵が順番に載っていたりと
『印象派って、よく聞くけど詳しく知らないわ』という人には
かなり読みやすい文献に仕上がっています。
・・・が、少しうるさく言えば、よくも悪くも無難なまとめで、
やはり『印象派』を一冊にまとめるのは無理があるのかなぁ・・・
と改めて感じてしまいます。
個々の画も、ページ最大でもそれほど大きくなく、
発色もなぜかあまりよくないものが残念ながら目立ちます。
個人的には、大好きなモネの『散歩~日傘を差す女』がどうも色落ちしているのが
がっかりでした。
とはいえ! 自宅の書棚に『印象派美術館』と描かれた背表紙が並ぶのは、
ハッキリ言ってそれだけで気持ちいい(笑)ものなので、
経済的に余裕があれば、買ってしまって大丈夫です。
ただし、¥8,400-に見合うだけの、
他の書籍にない特色があるかといえば―――ちと微妙。