クルセイダーキングスII (日本語版) [ダウンロード] の感想

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参照データ

タイトルクルセイダーキングスII (日本語版) [ダウンロード]
発売日2013-03-05
販売元サイバーフロント
機種Windows
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » PCゲーム » シミュレーション » 歴史・軍事・戦略

購入者の感想

 前作と比べ情報量が多く人間関係に重きをおいている点が大変興味深い。
ノルマンディー公ウィリアムでプレイしノルマンコンクエストでイングランド王の座をハロルド2世より奪ったまでは良かったが、前王に仕えていた有力なサクソン系の貴族が多く自分の配下として残ってからが大変だった。新たな王への忠誠心が元々低いため、史実通り家臣の反乱が相次ぎその都度、戦で降し各伯名を剥奪していった。2〜3代をかけてゆっくりと大義名分を偽造してでも有力な家臣の領土を王の名の下に剥奪し力を削いでいった。
 前作以上に高度な政治的、外交的判断が必要になるのがおもしろい。ある時は良縁を考えていた矢先に自分の娘が王である自分の殺害を計画していることが密偵頭の報告で露呈した時は愕然としたが、すぐに牢に閉じ込め今や既に15年牢の中だ。その間に一度、牢より出したが再度、殺害計画を立てた為、もはや出す気はない。
 また最初から司教の叙任権を掌握しているイングランド王が気に入らないのだろうか、ローマ教皇に何度も破門された時には対立教皇を立て自分に有利なように事を運んだり、牢にいる家臣が自分の身分にあった待遇を要求してきた時には敢えてさらに深い地下牢に閉じ込め健康を害させ獄中で死亡させたりと、非常に生々しい歴史絵巻を自分自身で作り出している感覚が味わえる。
 今回のシステムは正に素晴らしいの一言だ。パラドックスの中でも中毒性はかなり高いものだと言えるだろう。0

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