愛すべきあつかましさ (小学館101新書) の感想

単なる自分勝手なドあつかましさではなく、相手を思いやる気持ちを持った「愛すべきあつかましさ」の大切さを説く。

人が成長する為には、常に分不相応な人の相手や、分不相応な行動を取らなければならない。しかし、それには「愛すべきあつかましさ」が必要だ。分不相応を相手にする、チャレンジする勇気を、この本は与えてくれる。

ちなみに、シマジさんの名著『甘い生活』以来、幾度となく語られた内容と重複するところもあるけれど、それは最後まで読んで頂ければ全て納得できる。また、個人的には巻末の「終章」がシマジさんらしくて最後まで楽しかった。