どんどん強くなる やさしいこども将棋入門 の感想

そこそこ役に立つ。コンテンツも初心者でも理解しやすく親切な内容である。

タイトルに「やさしいこども将棋入門 」とありますが、大人が読んでもいい本です。私は中学生のときに、この本を読んで将棋を覚えました。
駒の動かし方から簡単な戦法まで、幅広く書いてあります。内容は詰将棋もあり、それなりに充実しております。対象は入門者～初心者（～初級者）くらいでしょう。将棋を始めたいという方におすすめの一冊です。
私が色々な方に将棋の入門書として薦めているものは２つほどあります。そのうちの一冊がこの本です。ちなみに、もう一冊は羽生善治氏の『羽生善治のみるみる強くなる将棋入門-5ヵ条で勝ち方がわかる (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ)』です。この本は駒の動かし方などのルールを重点的に書いてある本で、戦法などは詳しく書いてありません。そのため、セットで『羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門 (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ)』の購入を推奨しております。将棋入門としてお金をかけないで詰将棋や戦法書にお金をかけたいという方は前者を、入門にお金をかけてしっかり覚えたい方には後者のセットがおすすめです。

藤井四段の影響で、将棋を始めました。
何も知らなかったのに、この本と主人に教わりながら、段々面白くなってきました。
主人には飛車角抜きでお願いしていますが、これで連勝中です。
でもこのハンデが無いときっとボロ負けです。
まだこの本の内容を完全に消化していないので、まだまだ勉強しないといけません。
大人にも全然使える本です。

実践（対戦）の方が楽しいらしく、あまり読んでいる姿は見ていません。
今後にバイブルとしてもらえる期待をしています。

幼稚園児の息子が将棋に興味を持つようになったので、
自分も勉強してみようと、買ったり、図書館で借りたりして、
5〜6冊の入門書を入手しました。

羽生名人の『羽生善治のみるみる強くなる将棋入門』も、
評判通りわかりやすく、勉強になりましたが、
そのあと読んだこの本は、さらにわかりやすいものでした。

小さい子供の頼りない集中力でも理解できるよう、
できる限り短い文章でエッセンスが伝わるように工夫が凝らされています。

感心しながら読んでいたら、
ほかのを読んでいた息子に取られてしまいました。
この本に限って飽きずに読み続けているので聞いてみると、
「これが一番わかりやすい」とのことでした。

私も同感です。
あえて「こども」と銘打っているのはだてではありません。

中原永世名人の「こども将棋」シリーズは、将棋を始める小学生に最高のテキストです。その中でも、この本は最初に読むべき本だと思います。やる気のある小学校１年生なら、十分理解出来る平易な文章です。