ごめんね青春! DVD-BOX の感想

学園を舞台にしたラブコメ作品が好きな方に、お勧めできます。
また、宮藤官九郎作品の入門としてもお勧めできます。
まず、配役が最高です。錦戸亮　満島ひかりの主役は当然良く、特にマドンナ先生の坂井真紀、校長の生瀬勝久、風間杜夫、えなりかずき、斉藤由貴ほとんどすべての配役がはまり役です。
１話１話のテンポもよく見ていて飽きません。どんどん「ごめんね青春」の世界観に引き込まれていきます。
クドカンワールドの面白さは、前半４話で体験できます。この回は壁どんのシチュエーションをうまく活用しています。
例えば東と三女の文化祭実行委員会が三津シーパラダイスへ見学に行くシーンで、引率でついていく平助（錦戸亮）、が電車の揺れでりさ（満島ひかり）に壁どんをするのですが、実は２人が手にするつり革にポイントがあるのですが、そのポイントが最後まで見ないとわからないようになっています。
ついつい見てる人は、壁どんに目がいくように描かれていて、本当はハート形のつり革にこそ意味があリます。
このように、何度も何度も繰り返し見ても飽きることがありません。
もう一度スペシャルか映画化してほしい作品です。
ああもう一度、森下愛子さんの菩薩に会いたいです。