劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー スペシャル・エディション(初回生産限定盤) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー スペシャル・エディション(初回生産限定盤) [Blu-ray] |
発売日 | 2012-11-21 |
監督 | 山本泰一郎 |
出演 | 高山みなみ |
販売元 | ビーイング |
JANコード | 4582283795720 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » キッズ・ファミリー » キッズアニメ・映画 |
購入者の感想
今回の舞台はサッカースタジアム。10作目を超えたあたりからテーマを探すのに必死な感じがする。ちなみに次回は9作目以来の船の上が舞台。イージス艦で事件が起こるらしい。
犯人のアリバイトリックは正直、推理が苦手な自分でも解けてしまうほど簡単だった。同時に犯人の正体もわかりやすかったため、今回は推理する面白味はないに等しい。
それよりも人間ドラマのほうに重みを置いている気がする。前作でも友情をテーマにしていたが、テレビシリーズでは時間の関係上、単調になってしまう犯人の動機部分を深く掘り下げている印象。終盤、コナンの怒りが爆発するなど、その辺はなかなか見どころがあると思う。
それでもやはり、全体的にテレビスペシャルの延長上みたいに思えてならない。スタジアムを爆発させたりとか、どうにか映画にふさわしいスケールの大きさを無理やり見せようとしている気がする。派手なアクションや建物などの倒壊などの演出がないと子供たちは惹きつけられないのかもしれないが、大人も楽しめる濃厚なストーリーの復活を期待したい。
脚本の古内さんは劇場版のほとんどを手掛けているだけあって非常に腕のある脚本家さんだと思うが、戦慄のフルスコアからずっとマンネリ感が続いている。故・野沢尚さんのようにまた推理作家の人に脚本を書かせてみるのもマンネリ脱出にはいいかもしれないと思う。
犯人のアリバイトリックは正直、推理が苦手な自分でも解けてしまうほど簡単だった。同時に犯人の正体もわかりやすかったため、今回は推理する面白味はないに等しい。
それよりも人間ドラマのほうに重みを置いている気がする。前作でも友情をテーマにしていたが、テレビシリーズでは時間の関係上、単調になってしまう犯人の動機部分を深く掘り下げている印象。終盤、コナンの怒りが爆発するなど、その辺はなかなか見どころがあると思う。
それでもやはり、全体的にテレビスペシャルの延長上みたいに思えてならない。スタジアムを爆発させたりとか、どうにか映画にふさわしいスケールの大きさを無理やり見せようとしている気がする。派手なアクションや建物などの倒壊などの演出がないと子供たちは惹きつけられないのかもしれないが、大人も楽しめる濃厚なストーリーの復活を期待したい。
脚本の古内さんは劇場版のほとんどを手掛けているだけあって非常に腕のある脚本家さんだと思うが、戦慄のフルスコアからずっとマンネリ感が続いている。故・野沢尚さんのようにまた推理作家の人に脚本を書かせてみるのもマンネリ脱出にはいいかもしれないと思う。