ハイキュー!! 14 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトルハイキュー!! 14 (ジャンプコミックス)
発売日販売日未定
製作者古舘 春一
販売元集英社
JANコード9784088802756
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

118~125話、「ニセキュー!!」、番外編、収録。

控えであることの安心感、誰かの背中の後ろで安心する気持ち、部活を逃げ出した気持ちなど、14巻のタイトル「根性無しの戦い」が合ってるなと感じた。
澤村の替わりに出ることになった縁下の気持ちがビシビシ伝わってきて心が抉られるようだった。
そして山口の2度目のピンチサーバーは、自分も緊張したし、また心が抉られた。。身につまされるような。山口ヒナ烏が描かれているのを見て、いつか飛び立てるといいな、と思いましたよね。

面白かったのは「ニセキュー」と番外編のバボカの話。

和久南は青城、伊達工、音駒、梟谷などと比べるとキャラの濃さ(というか掘り下げられ方?)に欠けると思う。しかし、この巻は間違いなく読者の心をとても揺さぶったと思う。
メインは前回のメインの大地さん代役の縁下。巻によってはほとんど出てこない、モブではないがモブに近いキャラ。あまりキャラが濃い方ではない縁下。また能力値的にもあまり高い方ではない彼。そんな彼だからこそ私たちが共感、感情移入をしやすいのだろう。主人公である変人コンビふたりはまだまだ未熟で、その成長過程を見て感動するが私達は影山のような天才でもなければ、日向のバネのような特別な武器をみんな持っている訳ではない。
その点縁下は凡人である。そこらじゅうにいそうな普通の部活をやってる高校生そのものだ。部活は好きだけどきついことは嫌で逃げ出したくなる。後悔して、反省して、でもまた逃げてしまって…。
山口もそうだが弱い自分になかなか勝てずもがく彼らの姿は読者の心を揺さぶるのだ。一番現実に近く読者と同じ立場にいる彼らの姿をピックアップしたこの巻は常波高校の池尻や女バスの道宮のシーンが印象的なインハイ予選一回戦終了後の場面と同じ感動があると思う。
マンガの主人公も天才も凡人もモブもみんなそれぞれが主役。それをすごく感じた巻だった。

長く書いたがとりあえず言いたいことはこの巻はかなりオススメできる巻であるということ。ぜひ買って読んでいただきたい。

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