TEAC アナログターンテーブル チェリー TN-350-CH の感想

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参照データ

タイトルTEAC アナログターンテーブル チェリー TN-350-CH
発売日2014-11-28
販売元ティアック
JANコード4907034219193
カテゴリカテゴリー別 » オーディオ » プレーヤー・レコーダー » レコードプレーヤー

購入者の感想

レコードプレイヤーはとっくに処分していたので買うのは20年ぶり。
特にオーディオマニアでは無いのでそこそこで良かったのですが、
チェリーの筐体やトーンアームもそこそこ高級感あり。まさにそこそこ感を満足させてくれます。
昔コレクションしたLP300枚超をデジタル化という目的もありこれにしたのですが一枚目で諦めました…
録音はフルタイム掛かるし、やはりノイズは乗るし、タグの編集やら何やら面倒でやってられません。
LPはやはりレコードのままでスピーカーで聴くものだと実感。

このレコードプレーヤー(以下 RP)は実にバランスが良いと思います。デジタル時代のアナログ機器の使われ方がよく考えられて、余計な機能は一切無いという意味でとても現実的です。
それは TEAC という会社の良い意味での「割り切り」のためだと思います。

その1. 他社の基板(回路)の活用
この RP はフォノアンプ(含むイコライザー)のオペレーションには 新日本無線、AD コンバーターには TEXAS INSTRUMENTS の汎用回路を採用しています。アキバのPARTS屋の話だと共に定評のあるものだそうです。「良い物なら他社の物で済ます」という合理的な考え方だと思います。

この手法は「どのメーカーでもやっている」ことらしいのですが、TEAC のように品番も公開しているのは珍しいと思いますし、好感が持てます。

その2. フォノカートリッジは audio-technica 製。
AT100e (相当品)と表記されていますが試聴の限りは同じものと考えて良いようです。
AT100 は 7500円ほどの売価の製品で MM(VM) 型の カートリッジ としては低価格のものですが、 RP 標準装備のものとしては「かなり上等」と言えると思います。

価格の近い RP、例えば ONKYO CP-1050 のカートリッジよりずっと良いですし、DENON DP500 のより少しだけ良いと思います。

フォノカートリッジはとても好みが分かれる商品なので、単体コンポーネントの RP の場合、付属のものは「自分好みのカートリッジを見つけるまでのツナギ」の意味が強くコストが高く HIGH GRADE の物は採用しない傾向があります。
でも、今はデジタルの時代なので、あれこれカートリッジを試す人は少ないので最初から定評のあるものを取り付けたのだと思います。

その3. 電源はACアダプター。
この RP は本体には電源部が無く、PC のように ACアダプター で DCモーターを駆動してベルトドライブでターンテーブルを回します。

実はこの方法は RP では少数派なのです。

インスタントに気軽に音楽を楽しめる今日。昔(私にとっては高校時代まで)の音楽の聴き方(手間)を最近懐かしく思うことがあり、アナログのレコードプレイヤーを探していたらヒット。購入することになりましたが、正解でした。フルオートでない点も涙。またレコードプレイヤーが発売されているころの後期、ダイレクトドライブが理想的でしたが、ベルトドライブであったことも、懐かしさを際立たせます。現在、イーグルスのアナログのレコードを1枚購入して聞いています。至福の時間に乾杯!!

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