にっぽんのパンと畑のスープ~なつかしくてあたらしい、白崎茶会のオーガニックレシピ~ の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

長時間低温発酵のパンを作りたくて、いろいろ図書館で探し回った結果、
この本にたどり着きました。
丸パンとピタパンを作ったのですが、
丸は表面がカリッとしているのに中はふわふわもちもち、
ピタはオーブンの中で面白いように膨らみます。
本当によくできたレシピだと感心しました。

ただ、ちょっと難しいのは10分のベンチタイムの後に塩をすり込むところです。
「塩が全体に混ざったら」と、短い文で流してありますが、
ここの見極めは数回作ってみないとわからないと思います。
捏ねすぎて生地を傷めないようにしてください。
それから、皆さまが「手に入りにくい」と言われている材料ですが、
手近にあるもので代用してもちゃんと出来ます。

地粉　→中力粉
酵母　→普通のドライイースト
菜種油→オリーブオイル
アガペ→はちみつ

家で気軽に作って食べるものだから材料も手軽なものでいいんです。

題名と本のデザインに一目ぼれして買いました。久々の大ヒット本です。

この本はパンがメインの本なのでしょうが、
パンは別な作り方で自家製酵母パンを焼いているので、パンのレシピは試していません。
すごいのはパンのお供のレシピ（スプレットやスープ、乳製品不使用のチーズなどのレシピ）です。

肉、魚、乳製品なしなのですが、とてもコクがあり、満足できます。
チョコスプレット、ナッツバター、etc
マクロビオティックではあまり見かけないレシピです。

それから、スープの素がとてもよいです。
きのこスープの素、ホワイトシチューの素、炒め玉ねぎ、すべて美味しい。
スープ作りが気軽にできるようになって、大変重宝しています。
特有の材料が必要なので、入手はちょっと大変かもしれませんが
ネットを使えばすぐに購入できます。
厳密なマクロビアンからはNGが出そうですが、
私はマクロビアンではないのでとても気に入っています。
野菜だけの料理に物足りなさを言う夫も、
この本のスープの素で作ったスープ、スプレッドを美味しいと言っていましたよ。

マクロビをやっていると，パンもそうですが，『パンに合わせるもの』に困りませんか？

私はそうでした。
いつも無糖ジャムかメープルシロップ，せいぜいアレンジしても練りゴマをぬるくらい。

そんな時，この本を見つけ，迷わず購入しました。
パンの種類も多いし，パンに合わせるもの（ジャム，ペースト，スープ，ソースetc.）がたくさん紹介されてます。

メニューが一気に増え，とても重宝しています。

同じような悩み（？）の方がいらっしゃったらぜひ！！

あと,矛盾するようですが，地粉で焼くとパン自体が味わい深いので「何も合わせない」のもありだと思いました。0