自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | スチュアート カウフマン |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480091246 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 |
購入者の感想
ワールドロップの「複雑系」で初めて複雑系科学の深さを知り、
本書を読みました。
多少の物理学・化学・生物学・進化理論・数学を知っていないと、
また全神経を集中して読まないと、
なかなか理解するのが大変な書籍ですが、
読後の満足感はものすごく大きいものでした。
自己組織化と自然淘汰が上手く結びついています。
また、秩序・カオスの縁・カオスの違いも見事に解説されています。
本書を中核におくと各科学分野がより理解できそうな気がしてきます。
以下に本書と整合しそうな、若しくは共進化しそうな書籍を列記します。
進化理論:
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」「延長された表現型」「盲目の時計職人」
ダニエル・デネット「自由は進化する」「解明される意識」「ダーウィンの危険な思想」
脳科学:
アントニオ・ダマシオ「感じる脳」「無意識の脳 自己意識の脳」「生存する脳」
ジョセフ・ルドゥー「シナプスが人格をつくる」「エモーショナル・ブレイン」
心理学:
M・チクセントミハイ「フロー理論 喜びの現象学」「楽しみの社会学」
スティーブン・ピンカー「人間の本性を考える」「心の仕組み」
社会学:
アルジュン・アパデュライ「さまよえる近代」
サミュエル・ハンチントン「文明の衝突」
経営学:
クレイトン・クリステンセン「明日は誰のものか」「イノベーションの解」「イノベーションのジレンマ」
P・F・ドラッカー「イノベーションと企業家精神」「マネジメント 上下」
そして未だ読んでいませんが、
本書に出てくる経済学者ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」は、
当然本書と整合するでしょう。
本書を読みました。
多少の物理学・化学・生物学・進化理論・数学を知っていないと、
また全神経を集中して読まないと、
なかなか理解するのが大変な書籍ですが、
読後の満足感はものすごく大きいものでした。
自己組織化と自然淘汰が上手く結びついています。
また、秩序・カオスの縁・カオスの違いも見事に解説されています。
本書を中核におくと各科学分野がより理解できそうな気がしてきます。
以下に本書と整合しそうな、若しくは共進化しそうな書籍を列記します。
進化理論:
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」「延長された表現型」「盲目の時計職人」
ダニエル・デネット「自由は進化する」「解明される意識」「ダーウィンの危険な思想」
脳科学:
アントニオ・ダマシオ「感じる脳」「無意識の脳 自己意識の脳」「生存する脳」
ジョセフ・ルドゥー「シナプスが人格をつくる」「エモーショナル・ブレイン」
心理学:
M・チクセントミハイ「フロー理論 喜びの現象学」「楽しみの社会学」
スティーブン・ピンカー「人間の本性を考える」「心の仕組み」
社会学:
アルジュン・アパデュライ「さまよえる近代」
サミュエル・ハンチントン「文明の衝突」
経営学:
クレイトン・クリステンセン「明日は誰のものか」「イノベーションの解」「イノベーションのジレンマ」
P・F・ドラッカー「イノベーションと企業家精神」「マネジメント 上下」
そして未だ読んでいませんが、
本書に出てくる経済学者ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」は、
当然本書と整合するでしょう。