第一種電気工事士技能試験候補問題できた! 平成26年対応 の感想

数年前、第二種のときに使ったのが、オーム社の
「ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士技能試験すいーっと合格2014年版」でした。

が、一種本は、二種ほどの評価が高くなかったもので、一応、完成作品がどう違うのか？
確認するために、電気書院の「候補問題できた！」を買ってみました。

この２冊の違いは明確です。

「すいーっと合格」（オーム社）

・寸法がアバウトで、自由度が高いです。
・きちんとした寸法でないと不安な方には不向きです。
・几帳面なA型人間には、少々雑な構成と映るかも知れません。
・遊び部分がないと、息苦しいという（＝B型、O型人間）人には、最適な本です。
・極論、ミニマムな完成図さえ覚えることができれば、細部はどうでもいい！という本です。

「候補問題できた！」（電気書院）

・今年の問題では、この２冊の違いがなかったですが、
・過去のように、「少しひねった問題」が出たときに、バリエーションに対応できる本です。
・こうなったら、こういう対応をしますという説明が、実に、わかりやすいです。
・カラーで、とても、丁寧に、説明をされています。
・几帳面な、マニュアル人間には、おそらく、最適だと思います。
・裏返しですが、それだけ、バリエーションを覚えることも多くなります。

時間的余裕があって、バリエーション対応に力を入れたい方、万事、完璧を目指したい方には、
電気書院の「候補問題できた！」をおススメしたいと思います。

一種を受ける人って、二種を受けた方が多いかと思いますので、
時間的に余裕がない方は、まずは、複線図を覚えてしまうのがベストです。
覚えて余裕があれば、次のことを考えればと思います。

今年の一種に、この作戦で実に省エネ学習で合格しましたが、
今年は、ある意味、バリエーションが必要がないラッキーな年であったようです。