日本懐かし自販機大全 (タツミムック) の感想

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参照データ

タイトル日本懐かし自販機大全 (タツミムック)
発売日2014-10-03
製作者魚谷 祐介
販売元辰巳出版
JANコード9784777813711
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » サブカルチャー » 一般

購入者の感想

「懐かし自販機巡りは、普通の観光旅行などでは飽き足らない人向けの遊びかもしれない。わずか200~300円の自販機うどん・そばを食べるだけのために、高速代とガソリン代を惜しむことなく使って遠くへと車を走らせているとき、私は自由と豊かさに感謝する」。

レトロ感とオタク度のコンビネーションが絶妙の一冊である。広がるコンビニに押されるように全国から姿を消しつつある、うどん・そば、ラーメン、ハンバーガーといった食品系自動販売機を追った本。自販機から出てくる麺類やトーストサンドイッチは熱いが、これを書いた著者の熱意も同じくらい熱いかもしれないと思えるくらい、想い入れたっぷりに編集されている。

川鉄計量器製と富士電機製のうどん・そば自販機をはじめとする食品自販機の解説では、内部をカラー写真で公開。特に富士電機製の方の、脱水機のように豪華にお湯を切る様子は必見。飛びださないように具をめんの下にセットする店も多いとか。お弁当の自動販売機も細々と現役で残っているし、全国で現役なのはもう1台きりらしいが、カレーライスの自販機もある。今から50年以上前に製造された噴水型ジュース自販機は太田市の彼岸市で年に2回稼動するのが見れるそうだ。一方、かき氷の自販機のように残念ながら既に絶滅してしまったものもある。

Part2以降の関東と全国にあるなつかし自動販売機三昧の店紹介も引き込まれる。かつて、オートスナック、ベンダーショップなどと呼ばれて全国のいたるところで普通に見かけたタイプのお店であるが、今や残った店は少なくなりほとんどレッドブック入り間じかではないかという状態らしい。特に、1階が自販機とゲームコーナで2階がホテル、おまけに十数年前から「創業25周年特別企画」のかんばんと料金がそのままという、新潟の「ホテル公楽園」の昭和感はハンパではない。全国に豪華なホテルはたくさんあるが、こんなホテルは全国でここだけだ。文化財級ではないかと思えるくらいだ。後半は全国のお店マップもある。

ここ最近ではコンビニの増加によって自販機も年々数が少なくなっています。
この本が発売になる前に、某マツコデラックスさんの番組で、自販機について、この本誌にも載っている、うどん、そばの自販機等が紹介されていました。やはり昭和の時代は商店街とか学校の帰り道、ボーリング場、道路の途中にある休憩場所等に必ず何かしらの自販機が設置されていました。また、成人まえには、大人専用の雑誌等の自販機等を道の途中で見かけるとダメなのに買おうかドキドキしていた事もあります。
この種類の本は昭和の何もなかったなつかしの頃に戻らせてくれて、家族や友達等、会話のキッカケにできる素晴らしい本だと思います。これを機会に色々とこの種の本を検索して購入していこうと思います。

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