幼なじみは女の子になぁれ(1) (イブニングKC) の感想

てっきりガンガンかチャンピオンRED連載だと思っていました。
それくらいブッ飛んだ内容です。

溺れている妖精さんを助けたら、お礼に願いをひとつ叶えてもらえる事になりました。
「可愛い幼なじみの女の子がほしい」と願ったところ、
「ゼロから人間は作れません」
「過去の改ざんもできないので、どこかの女の子を幼なじみにする事も出来ません」
「なので、あなたの幼なじみの男の子を、女の子にしてみました」という事に。

何故こうなった。
こうして女の子に変えられてしまった男の子を主人公としたコメディです。

妖精さんの魔法が弱く、気合を入れれば魔法に抵抗できる、というのがポイント。
なので、普段は男の子として生活していて、油断して無防備になった瞬間に女の子になるわけです。

で、この女の子の姿が可愛いんですわ。
しかも、中身は「困っている人は見過ごせない」男らしい性格なまま。
この二つを足し合わせると、極上の「イイ女」になるとは大発見だと思います。

困っている子供を助けるため、嫌がっているはずの「女の子」を演じるエピソードが好きです。
ドタバタの中に、こういう「良い話」が入るので、読み飽きる事がありません。

元が一発ネタなので、どこまで話を続けられるか怪しいですが、出来る限り続きを読んでいきたいマンガです。