感染症非専門医・薬剤師のための 感染症コンサルテーション の感想
参照データ
タイトル | 感染症非専門医・薬剤師のための 感染症コンサルテーション |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岸田直樹 |
販売元 | じほう |
JANコード | 9784840746021 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 » 感染症 |
購入者の感想
病棟薬剤師をやっております。連載の時から毎月楽しみに読んでおりました。患者さんの病態把握から始まり、検査結果の読み方、抗菌薬の選択方法・治療期間など自信がないまま日常臨床を行っておりましたが、根拠をもって医師や看護師と話せるようになりました。本になってから追加された「主な抗菌薬・抗真菌薬の用量と使い方一覧」は、患者さんへ十分な量のお薬が投与されているか確認するのにも重宝しています。添付文書からはわからない、「理想的な投与量」や「保険適用が認められる適応外使用」など情報満載で本当におすすめです!感染症の分野は学ぶのが苦手で何から手をつけていいか分からない状態でしたが、この本がたくさんのヒントを与えてくれたように思います!!
病院薬剤師をしております。本書は実臨床で遭遇しそうな疾患をコンパクトにそれでいて重要なポイントはもらさず解説されていて知識の整理に役立ち、これから病棟業務に従事する薬剤師にも参考になると思います。カルテへの実践的記載例!は多くの薬剤師にとってハイレベルな内容ですが口頭で医師とコミュニケーションをとる際には実際に話している内容だったりするので今後これらを文章化する際の参考にさせてもらおうと思います。ところどころに出てくる軽快な語り口調は読みやすく共感を覚えます。本書を読み終えて、コンサルテーションのアプローチの本質を理解できたと思います。今後、テーマとして取り上げられていない疾患についても応用していきたいと思います。感染症治療をこれから学ぼうとする人をはじめ、すべての薬剤師にとって参考になるおすすめの一冊です!