戦わない生き方 の感想

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参照データ

タイトル戦わない生き方
発売日販売日未定
製作者横山 信治
販売元日本文芸社
JANコード9784537261011
カテゴリ » ジャンル別 » ビジネス・経済 » マネジメント・人材管理

購入者の感想

まず、インパクトあるプロローグに圧倒されました。
その中で

「戦わない生き方」とは相手に迎合することではありません

この言葉に引きつけられました。

「戦わない」の意味は、

負けるではなく、迎合するのでもなく、
自分の自尊心と相手の自尊心を同じ高さに保ちながら、
無意味なエネルギーを使わない生き方だと本書を読んで感じました。
  
 
どの項目もとても参考になったのですが、
特にいくつかインパクトがあった項目を紹介させてください。
 
「悪口の伝言者にならない」

悪口を言う側ではなくても、伝言すれば、自分の品格が落ちます。
聞いたことを人に伝えない。

意思の力を必要としますが、とても重要なことだと思いました。

「祈れば通じる」

著者自ら、理由があり関係のこじれた人たちのことを
何年も祈り続けたという体験談。

その人の幸せを願う気持ちは何年かかっても必ず通じる。

諦めてはいけないんだな、と感動しました。
 

「成功者はバカになれる人」

バカになれるというのは、自分を落として人を立てられる人。
 
自分を落とすことに躊躇しないのは、自尊心があるから。 
 
 
バカになれるっていうのは、本当はすごく気高いことなんだな!
と嬉しくなりました。

 
そして一番参考になったのは

「騙されない与え方」です。
 
与えることの優位性を説く本書の中で、
騙されない与え方についてのヒントはとてもインパクトがありました。
 
あなたが与えても返さない人について
 
「利己的な人」「今は返せない状態だが頑張っている人」

この2種類のタイプがいること。

1.人はなぜ戦ってしまうのか
2.戦わないためにどんな準備が必要なのか
3.どうすれば戦わずに与える生きかたができるのか
4.それでも戦わなければいけないときとはどんなときなのか

おおまかに言うと、上記の内容が書かれています。

こちらが戦おうとすると、相手から戦われる。

こちらが応援しようとすると、相手から応援される。

戦われたいか、応援されたいか、どちらを選ぶかで人生は180度変わってくる。

それがこの本のメインメッセージであると感じました。

頑張って頑張って生きてきたのに、なんで結果が出ないんだ!と感じている人にはぜひ読んで欲しい本です。

なぜなら、それは「戦う」という間違った頑張りかたをしているかもしれないから。

まさに昔の私がそうでした。

「がんばらない生きかたをしろって言われても、どうすりゃいいんだよ!!」と憤っていました。

でも答えは、「肩肘張って戦う生きかたではなく、応援される生きかただったんだ」と今ではわかります。

著者の過去の著作を読むと、一貫したテーマは自己重要感です。

相手の自己重要感をいかに上げるか、これが人間関係の要諦だと。

「戦いに勝つと一時的に自尊心が高まったように感じますが、それは錯覚です」とあります。

負かした相手の自己重要感は下がります。

相手の自己重要感を下げている時点で、著者からすると、それはきっと負けなのです。

勝とうとすると負ける、負けようとすると勝つ、でも著者はあとがきで「勝つ必要もないのです」と書いています。

シンプルですが、非常に深い知性を感じます。

戦いの代表例として、悪口についての話が出てきます。

「会社でも四六時中、人の話(悪口が多い)をしている人がいます。このような人は、自分が優秀だとアピールしたいだけです。自分に自信がないから悪口を言うのです。」

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