Brave New World (English Edition) の感想

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参照データ

タイトルBrave New World (English Edition)
発売日2014-01-02
製作者Aldous Huxley
販売元Green Light
JANコード登録されていません
カテゴリLiterature & Fiction » Authors, A-Z » ( H ) » Huxley, Aldous

購入者の感想

訳文とオーディオブックについて、自分の知る範囲で書きます。あと個人的感想も。

【訳文について】

「すばらしい新世界」松村達雄訳、講談社文庫、1979年。現時点では入手可能。

『すばらしい新世界』 高畠文夫訳、角川書店〈角川文庫〉1971年。おそらくKindle版はこれを用いていると思われる。

『すばらしい新世界』 黒原敏行訳、光文社古典新訳文庫、2013年。現時点では入手可能。

『すばらしい新世界』 大森望訳、早川書房〈ハヤカワepi文庫〉、2017年。現時点では入手可能。

【オーディオブックについて】

Blackstone Audio Books版 Brave New World read by Michael York Playing Time 8hrs,20mins こちらは現時点で入手可能。オーダブルでも入手可能。

Chivers Audio Books版 Brave New World read by Peter Firth Playing Time 6hrs 30mins こちらは絶版と思われます。カセットテープはマーケットプレースから入手可能。CDはかなりプレミアがついているが、Amazon.co.jpのみで販売されている模様。

【内容について】

この本を読んでいて、安部公房の『第四間氷期』に通ずるものを感じました。安部先生がハクスリーを読んでいたのかどうかわかりませんが、人工的に人間を生産するという部分の類似性は指摘しておきたいところ。両者とも未来の人間社会を独自の視点で描写しているが、興味深いのはミスターサベージと1人の魚人間がたどる末路が同じである点。その死は決して逃れることのできない人間の本能によって引き起こされる。これらの小説で唯一の救いは、彼らの犠牲である。いかに時代が変わり、いかにコンピュータ社会になろうが、人間性は不滅なのである。彼らの死に様に一縷の望みを託したい。

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