感染症ケースファイル―ここまで活かせるグラム染色・血液培養 の感想
参照データ
タイトル | 感染症ケースファイル―ここまで活かせるグラム染色・血液培養 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 谷口 智宏 |
販売元 | 医学書院 |
JANコード | 9784260011013 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 基礎医学 » 微生物学 |
購入者の感想
まず、個人的には症例集というのは実はあまり好きではなく、効率良くわかりやすくまとめてある書籍が好きなので、そういった点で5点満点はこの本にはあげられませんでした。
ただ、この本の特筆すべき内容として、微生物と抗菌薬の”表”にあります。沖縄県立中部病院のレジデントに対して
「左に寄せろ」というde-escalationと同じような意味の決まり文句があるそうですが(そう書いてありました)、その意味が本を読めばわかります。
この書籍に登場する表のいいところは、左にいけばいくほど比較的感受性のよい良い菌(語弊がありますが)で、右にいけばいくほど悪い菌(耐性菌)であるため、イメージとして頭に入りやすいというメリットがあるところです。
感染症領域にはいろいろな本がありますが、研修医がまず大事な菌をどうおさえてどう治療するかという点に重きを置いた表がある点では、”買い”だと思います。
それぞれの感染症に独自のコラムのようなものも掲載されているので、トリビア的な内容も加味すると、おもしろい内容だと思いますよ。
ただ、この本の特筆すべき内容として、微生物と抗菌薬の”表”にあります。沖縄県立中部病院のレジデントに対して
「左に寄せろ」というde-escalationと同じような意味の決まり文句があるそうですが(そう書いてありました)、その意味が本を読めばわかります。
この書籍に登場する表のいいところは、左にいけばいくほど比較的感受性のよい良い菌(語弊がありますが)で、右にいけばいくほど悪い菌(耐性菌)であるため、イメージとして頭に入りやすいというメリットがあるところです。
感染症領域にはいろいろな本がありますが、研修医がまず大事な菌をどうおさえてどう治療するかという点に重きを置いた表がある点では、”買い”だと思います。
それぞれの感染症に独自のコラムのようなものも掲載されているので、トリビア的な内容も加味すると、おもしろい内容だと思いますよ。