描いてみよう!イラストスタジオ―イラスタ初体験でここまで描ける!! (INFOREST MOOK) の感想
参照データ
タイトル | 描いてみよう!イラストスタジオ―イラスタ初体験でここまで描ける!! (INFOREST MOOK) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | fanroad改編集部 |
販売元 | インフォレスト |
JANコード | 9784861905902 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » グラフィックス・DTP・音楽 » グラフィックス |
購入者の感想
自分はイラスタことIllustStudioを使い始めたばかりで、イラスタの解説書はまだ少ないため、この本の発売を出版社サイトで少し前に知り、期待して購入しました。表紙のイラストをpixivで人気の方が描いているので。
内容を見てみると、カラーページでは作例を提供している各イラストレーターが作業の流れと使用ツールを紹介しているという感じで、イラスタの機能そのものの解説はほとんどありません。
後半のモノクロページにIllustStudioの解説があると思ったら、作例の描画方法の補足はありますが、IllustStudioそのものの解説はほとんどなく(個々の機能の解説は少しあります)、IllustStudioのインターフェイスや各パレットの解説さえないのは少々意外でした。
各社から何冊も出ている同じくらいの版型のSAIのムック本とは、かなり違う雰囲気です。
自分は趣味でPainterとPhotoshopを使ってイラストを書いた経験があり、なおかつ他のIllustStudio解説書を1冊持っていたので困ることはありませんが、パソコンでイラストを描くのが始めての人は困惑するかもしれません。
IllustStudioそのものの機能については製品マニュアルや公式サイトを参照しろという編集方針なのでしょうか。しかし、寄稿者へのアンケートや座談会に紙幅を割くくらいなら、その分のページをIllustStudioの解説にあてても良かったのでは、と思います。
添付CD-ROMに作例のデータが収録されていないのも疑問です。
しかしながら、各寄稿者がこういう効果を出すにはこのツールをこういう意図をもって使っている、ということが解説されていて、個々の技術にとどまらずツールの使いこなし方の思考様式を学ぶことができます。特に表紙イラストの製作過程と解説は勉強になりました。
パソコンでイラストを描いた経験のある人やIllustStudioを既に使っている人には創作の刺激になる本だと思います。
ただし、パソコンでイラストを描いたことのない人のための初心者用入門書としては、上記の理由から向いていないと思います。
内容を見てみると、カラーページでは作例を提供している各イラストレーターが作業の流れと使用ツールを紹介しているという感じで、イラスタの機能そのものの解説はほとんどありません。
後半のモノクロページにIllustStudioの解説があると思ったら、作例の描画方法の補足はありますが、IllustStudioそのものの解説はほとんどなく(個々の機能の解説は少しあります)、IllustStudioのインターフェイスや各パレットの解説さえないのは少々意外でした。
各社から何冊も出ている同じくらいの版型のSAIのムック本とは、かなり違う雰囲気です。
自分は趣味でPainterとPhotoshopを使ってイラストを書いた経験があり、なおかつ他のIllustStudio解説書を1冊持っていたので困ることはありませんが、パソコンでイラストを描くのが始めての人は困惑するかもしれません。
IllustStudioそのものの機能については製品マニュアルや公式サイトを参照しろという編集方針なのでしょうか。しかし、寄稿者へのアンケートや座談会に紙幅を割くくらいなら、その分のページをIllustStudioの解説にあてても良かったのでは、と思います。
添付CD-ROMに作例のデータが収録されていないのも疑問です。
しかしながら、各寄稿者がこういう効果を出すにはこのツールをこういう意図をもって使っている、ということが解説されていて、個々の技術にとどまらずツールの使いこなし方の思考様式を学ぶことができます。特に表紙イラストの製作過程と解説は勉強になりました。
パソコンでイラストを描いた経験のある人やIllustStudioを既に使っている人には創作の刺激になる本だと思います。
ただし、パソコンでイラストを描いたことのない人のための初心者用入門書としては、上記の理由から向いていないと思います。