鉋大全―カンナの使いこなしを網羅した決定版 の感想
参照データ
タイトル | 鉋大全―カンナの使いこなしを網羅した決定版 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 誠文堂新光社 |
JANコード | 9784416809112 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
平面を削るための鉋については、ある程度詳細に書かれてあり写真も豊富であり、初心者や趣味の方には良いと思う。
ただ、応用的なテクニックは乏しく、また、鉋の種類によっては紹介のみに留めてあり、中級者以上やプロになろうと思う人間にとっては非常に物足りないと思う。
ただ、応用的なテクニックは乏しく、また、鉋の種類によっては紹介のみに留めてあり、中級者以上やプロになろうと思う人間にとっては非常に物足りないと思う。
定価3500円と言う比較的高価な書籍で、店頭でもAmazonの「なか見」でも立ち読み的な事前確認出来なかったのですが、思い切って購入してみました。 うたい文句の通り、155ページの本文全て鉋について記述され、鉋の製作・種類・砥石・歴史・取り扱い・治具など広い範囲で網羅されています。
私自身は週末木工を趣味でやっていて鉋も各種合わせると10近く持っているので特に台調整や研ぎを中心に実用的な知識を磨きたくて購入しました。 同社からは木工手道具入門(2000円)という書籍が出ており、その本は随分役立ちました。 本書には、更にそれ以上の濃い内容を主に実用面に関する書籍として期待したのですが、ページの差ほどの違いを感じられませんでした。 歴史や鉋の種類、鉋の製作工程について随分ページを割かれていますが(60ページ強)、その部分は、私自身には冗長に感じました。 ただ、本所感は極めて個人的なものですので、鉋の知識を利用面だけではなく百科辞典的な広がりで関心をお持ちの方には、素晴らしい書籍ではないかと思います。
日本の木工書籍は、入門書か極端に専門的かのどちらかが多く、アメリカの木工書籍の充実ぶりには遠く及ばないので、Amazonで購入する木工書籍は海外中心になってしまいました。 日本の出版会社の努力が足りないとは言いませんが(言ってるかな?)、もう少し企画の工夫をすれば買いたい人は大勢いるような気がするのは私だけでしょうか?
私自身は週末木工を趣味でやっていて鉋も各種合わせると10近く持っているので特に台調整や研ぎを中心に実用的な知識を磨きたくて購入しました。 同社からは木工手道具入門(2000円)という書籍が出ており、その本は随分役立ちました。 本書には、更にそれ以上の濃い内容を主に実用面に関する書籍として期待したのですが、ページの差ほどの違いを感じられませんでした。 歴史や鉋の種類、鉋の製作工程について随分ページを割かれていますが(60ページ強)、その部分は、私自身には冗長に感じました。 ただ、本所感は極めて個人的なものですので、鉋の知識を利用面だけではなく百科辞典的な広がりで関心をお持ちの方には、素晴らしい書籍ではないかと思います。
日本の木工書籍は、入門書か極端に専門的かのどちらかが多く、アメリカの木工書籍の充実ぶりには遠く及ばないので、Amazonで購入する木工書籍は海外中心になってしまいました。 日本の出版会社の努力が足りないとは言いませんが(言ってるかな?)、もう少し企画の工夫をすれば買いたい人は大勢いるような気がするのは私だけでしょうか?