高周波回路の設計・製作―回路設計の基礎から実用回路の設計まで (ビギナー・ノート・シリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 高周波回路の設計・製作―回路設計の基礎から実用回路の設計まで (ビギナー・ノート・シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 鈴木 憲次 |
販売元 | CQ出版 |
JANコード | 9784789830652 |
カテゴリ | 科学・テクノロジー » 工学 » 電気工学 » 電子回路 |
購入者の感想
●20年位前、本書が出版されてから直ぐに購入した。
●とにかく高周波回路は難しい。回路設計が正しくとも、実装技術のノウハウがないと直ぐに発振してしまう。「パスコンを入れれば、発振は止まるだろう。」という教科書的な知識だけでは対応が難しい。プリント基板のランドパターンやアースライン、コイルの配置など、部品実装に関する経験がモノを言う世界だ。
●そういうノウハウの部分について「手取り足とり」という感じの解説書だ。トランジスタの選定方法の解説もいい。エレクトロニクスの初心者には難しい内容かもしれないが、「基本的な回路理論は知っているが、実際に組み立てるとうまく行かない。」という中級者には、とても頼りになる本だ。
●出版から20年を経て、今では入手困難なトランジスタもあるが、本の中身そのものは、少しも古くなっていない。今はデジタル全盛時代のため、逆にアナログ技術者が不足していると聞くが、「高周波回路の経験が少ないプロも役に立つ内容だろう。」と言ったら、ほめすぎか?
●とにかく高周波回路は難しい。回路設計が正しくとも、実装技術のノウハウがないと直ぐに発振してしまう。「パスコンを入れれば、発振は止まるだろう。」という教科書的な知識だけでは対応が難しい。プリント基板のランドパターンやアースライン、コイルの配置など、部品実装に関する経験がモノを言う世界だ。
●そういうノウハウの部分について「手取り足とり」という感じの解説書だ。トランジスタの選定方法の解説もいい。エレクトロニクスの初心者には難しい内容かもしれないが、「基本的な回路理論は知っているが、実際に組み立てるとうまく行かない。」という中級者には、とても頼りになる本だ。
●出版から20年を経て、今では入手困難なトランジスタもあるが、本の中身そのものは、少しも古くなっていない。今はデジタル全盛時代のため、逆にアナログ技術者が不足していると聞くが、「高周波回路の経験が少ないプロも役に立つ内容だろう。」と言ったら、ほめすぎか?