コミュニケーションはキャッチボール の感想
参照データ
タイトル | コミュニケーションはキャッチボール |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 守 |
販売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
JANコード | 9784887593473 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
組織風土の変革、なかでも組織におけるコミュニケーションの向上を目指そうとすると、コミュニケーションツールの開発やインフラの整備といった「仕組み」の構築に目が向きがちになる。しかし、どんなに組織が大きくなろうとも、ひとりひとりが向き合って気持ちのキャッチボールができるかどうか、そして、お互いの「存在」を受け入れることができるかどうかがコミュニケーションにおいて重要であることを本書は再確認させてくれる。
コミュニケーションの問題の本質は「未完了」にあると本書は説く。つまり、投げたボールが返ってこないことに尽きると。投げられたボール、すなわち相手の気持ちをしっかりと受け止め、相手の状態を確かめて適切に返すことができれば、コミュニケーションは完了する。そのひとつの成功体験が、さらなるコミュニケーションを動機付けることにもなるのだと思う。自分が日常において、家族や友人、上司や部下とどんなキャッチボールをしているか、改めて考えさせられる著作であった。
なお、著者の伊藤守氏のホームページでは、「キャッチボール」の動画が掲載されており、こちらも併せてお奨めしたい内容である。
コミュニケーションの問題の本質は「未完了」にあると本書は説く。つまり、投げたボールが返ってこないことに尽きると。投げられたボール、すなわち相手の気持ちをしっかりと受け止め、相手の状態を確かめて適切に返すことができれば、コミュニケーションは完了する。そのひとつの成功体験が、さらなるコミュニケーションを動機付けることにもなるのだと思う。自分が日常において、家族や友人、上司や部下とどんなキャッチボールをしているか、改めて考えさせられる著作であった。
なお、著者の伊藤守氏のホームページでは、「キャッチボール」の動画が掲載されており、こちらも併せてお奨めしたい内容である。