100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1)) の感想
参照データ
タイトル | 100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 佐野 洋子 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061272743 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
知人に薦められ,この本を買いました。
表紙を見てみると,見覚えのある絵が。そう,僕が小さい頃,家の本棚に置いてあった絵本でした。
その頃は表紙のねこの顔がなんとなく恐くて,読んでなかったのかもしれませんが
たとえ小さい頃に読んでいたとしても意味はわかってなかったと思います。
この絵本は大人向けだと思います。
人は愛されることには鈍感です。愛することで初めてどれだけ愛されていたかがわかります。
初めて愛した白いねこが死んだときに,主人公のねこが100万回も泣いたのは,これまで愛してくれていた100万人分の気持ちがわかったから。
主人公のねこは,もう一度生き返る選択肢もあったけれども生き返らなかった。それは,きっと,白いねこがいない世界にもう一度生き返る意味がないと思ったから。
100万回愛を知らずに生きるより,1回でも愛を知って死ぬほうが尊い。こういうことでしょうか。
うーん。深い。0
表紙を見てみると,見覚えのある絵が。そう,僕が小さい頃,家の本棚に置いてあった絵本でした。
その頃は表紙のねこの顔がなんとなく恐くて,読んでなかったのかもしれませんが
たとえ小さい頃に読んでいたとしても意味はわかってなかったと思います。
この絵本は大人向けだと思います。
人は愛されることには鈍感です。愛することで初めてどれだけ愛されていたかがわかります。
初めて愛した白いねこが死んだときに,主人公のねこが100万回も泣いたのは,これまで愛してくれていた100万人分の気持ちがわかったから。
主人公のねこは,もう一度生き返る選択肢もあったけれども生き返らなかった。それは,きっと,白いねこがいない世界にもう一度生き返る意味がないと思ったから。
100万回愛を知らずに生きるより,1回でも愛を知って死ぬほうが尊い。こういうことでしょうか。
うーん。深い。0