水だけ洗顔で、一生美肌! のべ100万人の肌をみてきた皮膚科医が教えます (実用単行本) の感想

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肌トラブルに見舞われて皮膚科に通院するようになり、
医師からも紫外線対策をするように！と言われた頃、
この本が目に止まりました。

美容的に言うと、目新しい事は書いてありません。
帯に掲載されている、皮膚科医である著者のきれいな肌が1番の見どころ？

この本を読んでから1年弱、保湿と紫外線対策を実践してきました。
とにかく乳液かクリームで保湿する。
乾燥しないようにするということを気をつけてきました。

しかし、油分過多になってしまったのか、
コメドやニキビが出来やすい肌になってしまいました。
こういう物が1度出来ると、痕になってシミになって残りやすく、
こうなると中々消えてくれないんですよね･･･。

油脂性の肌の方は気をつけた方が良いと思いました。

顔は水で洗うのがいいというのは昔聞いたことはありましたが、巷にあふれる化粧品情報に流され、すっかり忘れてＷ洗顔していました。この本を読んでそういえばそうだったなと思い出すと同時に、皮膚科の先生がおっしゃっていることなので信憑性があり、すぐに気持ちを切り替えらることができました。

水洗顔（化粧するので夜だけクレンジング）にしてすぐに頬の毛穴は小さくなったような気がします。そのほかの点は特に変化ありませんが、マイナス点もないので当分続けられそうです。

ただ･･･とてもありがたいアドバイスで目を覚まさせてくれた平田先生には感謝いっぱいなのですが、ほかの方も書かれているように、商品として考えた時コストパフォーマンスが悪いというか、読んでいると次々に質問がわいてきて、もうちょっと内容を充実させてほしかったです。

具体的には･･･皮膚が薄く、でもけっこう新陳代謝は激しい乳幼児はどうすればいいの？思春期は？男性は？体・髪を洗うときは？体も同じように全身保湿クリームが必要なの？化粧を落とすのには油、保湿にはクリームを使っていらっしゃるようですが、保湿にも油ではいけないの？クリームはどういうものを選べばいいの？などです。

追記：細かくて恐縮なのですが･･･先生が体を温めるために生姜をよく食べていらっしゃると載っていたのですが、生の生姜は一見体を温めるようでも実は体の深部を冷やすので、ご存じない方はご注意ください。尚、生姜は乾燥させて使えば体を冷やさないそうです。