機動戦士ガンダム THE ORIGIN I [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル機動戦士ガンダム THE ORIGIN I [Blu-ray]
発売日2015-04-24
監督安彦良和
出演田中真弓
販売元バンダイビジュアル
JANコード4934569359810
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

現在のアニメの作画を見ていて、安彦氏の味のある迫力ある絵がきちんとアニメに反映されるのかが不安で、オリジンは漫画で十分、と思ってこれまでみていなかったのですが、今更視聴しました。

ジオン、ザビ家の側から描かれたストーリー。ジオン・ダイクンとは、こういう人だったのか。後の「機動戦士ガンダム」のジオン側の主要人物が出てくる。ランバ・ラル、ハモン、キシリアの活躍は見どころ。果たしてキャスバルとアルティシアの運命はどうなっていくのか。メカが手書きではなくCG スムーズなラインだが硬質。

 劇場の特別興行で鑑賞し、先行発売版のBDを購入しました。

 舞台挨拶で安彦総監督が「現時点で決まっているのはシャア・セイラ編からはじまる過去編のエピソードをOVA4本で映像化することのみで、このシリーズのセールス次第で、本編ともいえる1年戦争編が最後まで映像化されるかどうかが決まる。だから、ぜひこのソフトを買ってほしい」とおっしゃっていました。TVでのオンエア前提ではなくOVAベースで展開する作品ならではの事情ですね。エピソードの最後まで映像化する意欲は満々と受け取れるキャラクターも第1話の劇中に登場しますから、ぜひ多くの方にこのソフトを買っていただき、最終話までの映像化が実現してほしいと思います。個人的には大満足でしたから、皆さんにもお勧めしますよ。ほとんどモビルスーツ戦のない群像劇でここまで魅せられるとは、思ってもみませんでした。

 それと、ここはソフトに関するレビューが基本なので物語の内容についてどこまで言及したものか悩ましいのですが、ひとつだけ。過去のTV版『機動戦士ガンダム』や劇場版三部作、さらには数多くのゲームやサンライズの公式設定などと本作の劇中表現に乖離がある、おかしい、という意見を様々な場所で見受けますが、じつはこれ、ちょっと的外れなんですよね。本作はいわゆるファーストガンダムの単純なリメイクではなく、漫画家である安彦良和さんが描いたコミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ化であり、過去作品とはまったくの別世界と解釈しておく必要があります。大筋は同じでも、物語の大きなところからかなり細かいところまで、コミカライズの時点で独自のアレンジが加えられていますからね。TV版&旧劇場版のエヴァと新劇場版のヱヴァみたいな関係だといえば、わかりやすいでしょうか。モビルスーツ開発の経緯ひとつとっても、大幅に変更されていますし。過去の設定のうちおいしい部分は拝借していても、過去設定を遵守することに縛られない作品です。だからこそ、OVA版のメインタイトルも『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』なのです。

ガンダム世代ではなく平成以降のガンダムしか見た事のないニワカで、
それほどガンダム好きでなかった私ですが、PVを見て気になり、先日劇場で見て震えました。
CGや後半の戦闘やBGMもですが、重厚なストーリーと人間ドラマに加え、
何よりキャラクターの一人一人に命が宿っているようで、繊細な心理描写を写し取った細かな仕草や表情が
何気ないシーンでも飽きずに見ていられて、合間にコミカルなシーンもあり初見でも見やすい作りで、終始スクリーンに見入っていました。
初代の頃からのファンの方々の最近のシリーズへの辛口意見がよく分かった気がします。

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