SONY Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z の感想

Eマウントの初号機であるNEX5を発売当初から愛用していますが、
私がEマウントを選択した大きな理由は、ミラーレスでは最大である
APS-Cサイズの大きな映像素子とレンズが作り出す”ボケ味”を
このカメラサイズで実現できるところにありました。

但し、多くの人が指摘するようにレンズのラインアップに関しては
ライバルであるm4/3陣営に対して大きく見劣りがするのも事実で
特に、標準域(35mm換算焦点距離35-50mm前後）の魅力的な明るい単焦点
レンズの出現を待っていた人は私だけではないでしょう。

そんな状況下でこの"青バッチレンズ"は発表当初から、購入を決意し
このたびようやく手に入れましたので使用感をレビューしたいと思います。

○撮影画像品質
・これについては、もはや多くを語る必要はないでしょう、既にこのレンズの
名で”ググッテ”もらえらば、多くの撮影例がネット上にアップされており
”百聞は一見にしかず”ですから。
私からは、”よいレンズがつくりだす自然なボケ味と、色載りのよい絵を見るにつけ
ああ、Eマウントを選択してよかったな”と、一言だけ添えさせて頂きます。

○使い勝手
・最短撮影距離の短さからの半マクロレンズ的な取り回しのよさは
多くの方が語るとおりですのでそちらについては省略しますが

・NEX5とのコンビで使用していて気づいたのが、撮影画角が標準レンズ（APS-C
30mm前後）のイメージに近い感じで撮影できるのが意外でした。
焦点距離は24mmですから、単純計算だと35mm換算焦点距離35mm前後の画角
となりますが、考えてみるとNEX5のような背面液晶をファインダーとした
場合、現実的には顔から離して使うため＋2,3mm焦点距離が稼いでいるような
使用感になります。
正直、焦点距離が24mmと発表された時は、もう少し長ければいいなと
思っていましたが、よく単焦点は足を使えといいますが、ミラーレスの場合は