Persuasion (Oxford Bookworms Library, Stage 4) の感想

アン・エリオットはウェントワースと相愛の仲になりますが、貧しいうえに先行きのはっきりしない海軍士官と結婚するのは考え物だとお節介なラッセル令夫人に説きふせられ、婚約を解消します。八年後、一財産を築いた艦長として帰ってきたウェントワース大佐は、伴侶探しを始めます。アンはと言えば、この間しかるべき求婚者もなく、今になってウェントワースに対する愛情に変わりのないことに気づくのですが、大佐は振り向いてもくれません。

本書は学習者向けの Retold 版です。最近は、名作の Retold 版をよく読みますが、Retold 版のよいところは、辞書の厄介にならずにすらすら読めること、やさしい表現に慣れると英文を書くのが楽になることです。楽しく読めるうえ学習効果もあるところがとても気に入っています。