Japan Expo 15th Anniversary Berryz工房×℃-ute in Hello!Project Festival [DVD] の感想

ジャパンエキスポに呼ばれる事自体、望んで叶う事でもない。その名誉に緊張せずBerryz工房は堂々と、℃-uteは乗り乗りで、両グループとも本当に楽しそうなのが、良かったなぁとも凄いなぁとも思います。後に続くハロープロジェクトの面々にもいい背中を見せていると感じます。

待ってくれている外国のファンこそ、いつ来るとも分からないグループを好きでいるのだから、願いは叶う人生の夢の様な瞬間でしょう。その笑顔に会えるのは、長年の自由の利かないアイドル人生でも、舞台に立つ人だけが味わえる本物の名誉で財産でしょう。

ユネスコの議場に入るのは、国連の議場に入るのと同じ経験でもあるでしょう。そういう、その場に立った事がある人だけが体得するものが今後の12人の人生に大きく影響する筈です。Berryz工房の休止も、何故かは言えなくとも、自分を良くするためには安住してはいけないと、そういう経験から感じ取ったのかも知れませんね。可愛い駒には…。

ライブでのBerryz工房の迫力、圧力には脱帽です。お客さんを飲み込もうとする勢いがある。℃-ute人気とBuono!人気は、過去２回の渡仏ライブでより高まり安定させた感じです。

それだけに、どうも声が出し難く、上ずったり息切れしたりが勿体ないです。何が起こっているのでしょう。空気や気圧が違い息がし難い可能性はあります。が、そこを持ち帰って修正しないと、℃-uteは２年連続歌が上手く行っていないです。後に続く後輩のためにも、また選ばれるためにも検討して欲しいです。

その中でもなっきぃの全開のダンスと、ももちのどこへ行ってもよく聞こえる声は秀逸。ワクワクします。菅谷さんの色っぽさも世界言語でしょう。フランスでは愛理人気は不動かも。12人が本当に楽しそう。ライブでもパリの街歩きでもそれがよく分かるDVDです。