あなたもイラストが描ける ILLUST STUDIO公式ガイド 全面改訂版 の感想

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昨今のソフトはマニュアルを見なくても何となく「直感的」に操作出来てしまうものも多く、Illust Studioもその一つだと思います。このマニュアルは「直感的に、とりあえずは使えるようになった」という人向きだと考えます。

幾つか問題のあるマニュアルなのですが、まずは体裁を。
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○ 「第一章　Illust Studio利用ガイド」は、ものすごくザックリと”イラスタではこんな事が出来るよ”という説明。

○ 「第二章　Illust Studio基本ガイド」は、ほとんどがツールとツールオプションの説明。オプションについては「このオプションはどういう意味なのだろうか？」という事を知りたい人には良いかもしれない。ただし殆ど一言で済ませてあるオプションもあれば、図でそれなりに解説しているオプションもある。

今まで良くわからなかったので、手をつけなかったオプションについて知るには結構便利だと思う。

○ 「第三章　Illust Studio操作画面の基本設定」は、パレットについての章。各パレットやパレット内のオプションの説明及び、表示バリエーションの説明。アクションパレットは使用方法なども書いてある。

○ 「第四章　Illust Studio操作リファレンス【基礎編】」は、主に環境設定の項目説明、編集メニューの説明、選択範囲の設定方法などが記載されている。ツールパレットのカスタマイズの方法も載っている。

○ 「第五章　Illust Studio操作リファレンス【実践篇】」は、レイヤー及び定規の操作法が記載されている。マスクやクリッピングについても言及しているので、これらの使い方がわからない人には、一歩進んだレイヤー利用のヒントになるかも知れない。

○ 「第六章　Illust Studio操作リファレンス【応用編】」は、パース定規、特殊定規、フィルターについての解説。ただ内容的には一般的な解説が多く、現在「直感的」にでもこれらの機能を使用している人には物足りないかもしれない。

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以上、体裁でした。