江戸の性風俗 笑いと情死のエロス (講談社現代新書) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル江戸の性風俗 笑いと情死のエロス (講談社現代新書)
発売日2013-06-28
製作者氏家幹人
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別

購入者の感想

西洋人が江戸etcにユートピアを見出すエピは有名だが、まるで江戸国と言う異国があるようだと誰か言ってたかな本来の柔軟な東洋の日本とも言われる時代。LGBTでの左翼的な露骨言論弾圧もあったので敢えて強いて挙げて勇気を言うが、痴漢が正義漢の意味ありの微妙次元が最も異なる価値観で意表発想衝撃だろう今の時代の人には。異時代の意外。つまり要は「まあ概ね女尊時代と知られつつある江戸。そこで江戸しぐさのような距離感節度が元からあるとは思う。しかしありゃ?女を触る阿呆がいるのか?。あんなんやるか?と呆気に笑う。そう言う阿保がいてもありで面白いか」ということだったらしい。確かに事実、他本でも外人に対してすらも同様に笑うから反閉鎖で開放的で普遍的で本物と思われる。女の方は女の誉れと喜びわざとチラ見せも頻繁にする。異性を人間を存在を肯定して楽しむユートピア復権は混浴も同じだろう。〇×人間観でないのでどこまでも共産化憲法で相手抹殺の冤罪までなりえないこともさることながら。しかしこれは敷衍すればローマ流には「苦しむ飢えの男子。そいつが反逆で触るのは正義だ」という逆説パラドクス科学思考とも言える、現にあるいは内なる自然権を忘れた近代とは誰かも言っていた。事実ローマは飢える男子を拒むなの徳目もあったと言う。片や一方「近代化現代化は人間の本来知恵を忘れるプロセスだそうですよ」とも聞いた。戻り自然観科学の本でも古来から日本は実は科学的思考だと。更に他本でも「便所すら異性の出会い場」にする呆気のというか豊かな大らかな思考の時代。刈谷かどこかに男子に露骨に格差付けしかもまるでガラスに見られてるようにする片手落ちなまるで西洋階級のような偏重偏見に驕った現代時代とは違う本来の平等さがある。狭隘になった戦後か頭による建国背景アメリカ幕府の戦後、混浴無理やり禁止に象徴と言われ日本でない米国だと文明的に客観視もされてる。戦争はドンパチだけでないといった芸人論客もいたが、ギスギスした戦後のジェンダー戦争のtoo不毛は衆目。翻ってこれも「自然」発生を先ずは全面肯定する土壌国ゆえか原則まるで大らかに女神が見守るような慈愛の豊かな純粋な上記の思考に学ぶ面は大きいとは言えるだろう。マスキュリズムではないが相対つまり上記の科学的な真実思考の人類の為にも。敢えて勇気正論御免。

 前作『武士道とエロス』に続く徳川時代から明治期にかけての日本人の性愛観の変遷を記した極めて興味深い書物です。
とりわけ男女両色のバランスの変化が見事に描かれていて面白い本と申せましょう。つまり、徳川時代の前半までは男同士の「恋」のみが我が国における唯一の恋愛であったのに、衆道の衰退によって武士の世界から「恋の拠り所」が奪われてしまった事実など、読んでいてたいそう参考になる作品です。文章も読みやすく優れて流麗な筆致で記されています。
 近年、タイモン・スクリーチの『春画』や葉文館出版の『江戸の色道』など日本の性風俗を客観的に述べた書物が次々に上梓されているのは極めて好ましい傾向かと存じます。貧しく偏狭な性愛観しか持たなかったヨーロッパ世界とは異なり、男色・女色のいずれにも偏らずに生きた我々の祖先たちの豊かな性生活の奥行きの深さを教えられたような気が致します。是非どなたにも一読をお奨めします。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

江戸の性風俗 笑いと情死のエロス (講談社現代新書)

アマゾンで購入する
講談社から発売された氏家幹人の江戸の性風俗 笑いと情死のエロス (講談社現代新書)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.