深田恭子 写真集 『 Down to earth 』 の感想

　写真集を購入したのはこれが初めてでしたが、写真の切り取り方、撮影シーンなどあまり共感できませんでした。この人の魅力が出ていないのです。数回目を通しましたが、損な買い物をしてしまったと思います。この写真集が高評価になっていたので買いましたが、「これが・・・？」という印象です。ただ、その後、「深田恭子写真集　Blue Palpitations」が出版されましたが、こちらはとても良かったです。

前作と同じカメラマンみたいですが、方向性が違います。
前作が「陰」ならこちらは「陽」って感じでしょうか。
明るい太陽の下で小麦色に焼けたビキニ姿が中心です。
表情も明るく楽しそうなカメラ目線が多い。
手に持つとズシッとくるほどの超ボリュームなんですが、
風景やイメージカットは皆無で、
ひたすら深田恭子を眺めていられる素晴らしい編集です。

前作もそうですが、一線級の女優さんの写真集としては異質なほど
ストレートに顔と身体を晒していて驚きます。
このクラスになるとたいがい“芸術”に逃げちゃうので・・・
おそらく本人が「全然OK」って事なんだろうなあ。
面白い人だ。

もっとずっと若いグラドルがいざ写真集になると気合いが入り過ぎて
芸術系に迷いこむことが多いのに比べると
あの深田恭子がここまで・・・というのはやっぱりスゴい。
無論、もっと“エロい”写真集はこの世にはある。
前作もそうですが、このシリーズの楽しみ方やその価値は

「ドラマではスーツ姿でシャツの第一ボタンまで留めてる深田恭子が
　写真集を買ってくれたファンのためだけにここまで魅せてくれる!」

ということのスペシャル感、ボーナス感にあると思います。
ドラマ、映画、CMでの女優さんとしての姿と合わせて楽しむものですね。
やっぱりねえ・・お金出して買ってくれたファンを裏切ってはいけませんよ!
しょっちゅう裏切られてるもんなあ・・・ぶつぶつ。

というわけで、ぜひこの調子で4冊目も出してほしい!
ファンだけでなく、なんとなく好きな人でも満足できると思います。
オススメです!