知らない[初回限定盤] の感想

星野源の4枚目となるシングル。表題曲＋カップリング３曲（内１曲宅録）の計４曲＆７０分に及ぶDVD付きという
前作｢夢の外へ｣と同じ内容構成となっていてボリューム満点。

まずはＣＤのレビュー。

１,｢知らない｣。前作と同様これでもかと言わんばかりの強烈なストリングスと、最後まで練り上げられた別れとその先を唄った詞が絶妙にマッチした渾身のバラード。
２,｢ダンサー｣。タイトル同様に自然と体が動き出すような軽快なメロディーに乗せて家路に着く人々への応援歌風に仕上がったナンバー。個人的にお気に入り。
３,｢季節｣お得意のミディアム感漂う１曲。ハマ・オカモトのベースがブイブイ鳴っていて非常に心地いい。
４,｢おもかげ｣こちらも恒例化となっている宅録曲。
４曲入りだけで贅沢なのに、バラードありノリノリ曲あり醍醐味のミディアムありで、星野源という人の魅力がしっかりとパッケージングされた一枚。
歌詞カードには今回もしっかりプチライナーノーツあります。あと写真がグッド（笑）

ここからはＤＶＤについて。(収録曲も書いたので見たくない人は避けて下さい)

お馴染みの挨拶トーク→知らないMV→野音のライブ(ひらめき､営業､乱視)→知らない制作メイキング→透明少女カヴァーライブ→再びメイキング→野音(未来)→PVメイキング→野音(もしも､日常)→ビーチボーイズ公演前→野音(フィルム､くだらないの中に)→メニュー画面(コメンタリーあり)

見て分かる通りライブ音源盛り沢山です。野音のも好きですが、透明少女のカヴァーが最高にかっこいいです。
原曲知らない人は、観る前でも後でもいいので聴いてみてほしい。両者の素晴らしさが垣間見えます。

今作も大大大ボリュームな１作。シングルを買う価値があるどころか買わないともったいないと
思わせてくれる数少ないアーティストである。満足。
しかしこうなってくると次のアルバムはどういう形にするのだろう・・・0