枝物使いのテクニックBOOK: フラワーアレンジメントがうまくなる (フラワーデザインの上達法) の感想
参照データ
タイトル | 枝物使いのテクニックBOOK: フラワーアレンジメントがうまくなる (フラワーデザインの上達法) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 誠文堂新光社 |
JANコード | 9784416714386 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » フラワーアレンジメント |
購入者の感想
私は園芸農家をしておりまして、地元の産直などにも枝物を出荷しております。しかし、枝物を購入されるお客様の多くは生け花などを趣味にされている方々で、枝物というのはお花の中でも使うのが難しくて上級者むけというイメージがあります。先日、本屋で偶然見つけたこの本を手にとって驚きました。枝物をどのようにして扱うか、美しく見せるかという点がとても丁寧に説明してあります。私自身も生け花を10年ほど習いましたが、枝物を扱うときはなぜかしら、ありのままの姿を生けようとしてしまいます。そのままの曲線美を生かす・・・みたいな感じです。でも、この本を読んでプロのフラワーデザイナーがどれだけ手間暇をかけて1本の枝物をつくりあげているかが初めてわかりました。某テレビ局のニュース番組のバックにいつも見事な枝物が使われていて、毎回感動するのですが、あのような美しい枝物を使ったフラワーアレンジメントの秘密を本書に見つけて気がします。少し値段的には高価なものですが、どうしても買いたくて購入しました。あえて、注文をつけるとすれば枝物図鑑で紹介されている植物の種類が少し少ないという点でしょうか。もちろん、それらを知りたければ他の専門書を購入するべきかもしれません。購入して満足しております。今後の枝物販売に役立てます。