クラシックを楽しむ本 の感想
参照データ
タイトル | クラシックを楽しむ本 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 学研パブリッシング |
JANコード | 9784054055209 |
カテゴリ | エンターテイメント » 音楽 » 音楽理論・音楽論 » クラシック音楽 |
購入者の感想
巷に数多あるクラシック初心者への紹介本の中で、初めて挫折しない本が出たという印象です!コンビニで気軽に購入できて690円!全頁カラーで本のサイズも大きすぎず、小さすぎず、重くもなく、全曲の一番おいしいところが全曲とも約2分間という初心者がダレてしまわない絶妙な長さで付属CDに収録されています。写真もその曲に一番合った景色を採用し、思わず旅したくなる感じで、解説もコンパクトかつ初心者に必要なことはすべて書いてあります。もっとも注目すべきところは、解説ページが、この1曲約2分間の間に、紹介文の重要なところは読み終われるちょうどいい長さにまとめられているため、解説を読み終わらないうちに次の曲にいくことがありません。他の紹介本のように、曲が5分も6分もあって長すぎて、初心者が飽きてきて、結局全曲最後まで聴かないうちに本棚に埃をかぶって寝転がることもなく、また、全曲で35曲という絶妙な数なので、集中力が切れないうちに、最後まで一気呵成に聞きとおすことができます。もう終わっちゃったという印象も全くありません。しかも珠玉の名曲だけでなく、初心者はあまり聞いたことがないけど、おっいいなこの曲!という曲も入っていて嬉しいかぎりです。斯く言う私も何度も挫折してきた一人なので、これはホントに初心者にお勧めです。この本には、次にどの曲に進むといいよというリストもついているので、ここからまたクラシックの世界が拡がりそうです。CDの曲もアイポッドでそれなりのイヤホンで聴いてみましたが、かなり迫力もあり、これはコストパフォーマンス素晴らしいです。他の本は、たいてい、いい本でも白黒ページの解説だったり、作曲家の写真も載ってなかったり、解説文が長すぎたり、付属のCDがケチってたり、全集のようなシリーズで高価すぎて挫折させたり、いいんだけど解説が難しすぎたり、分厚かったり、A4サイズででかすぎて寝転んで読めなかったりするものですが、とにかくこれはおススメしたい一冊です。いわゆるコンビニ本でここまでできてると何か凄いです。これで、やっと、曲を聴いて、ああこれは誰それの何という曲だと言えてきそうです・・・。