投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い の感想
参照データ
タイトル | 投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | マイケル・J・モーブッシン |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822245511 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 |
購入者の感想
投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い
ブラックマンデーはなぜ起こったか? ・・・ 結果の原因は後付けが多い
なぜベルカーブ(正規分布)に株価が落ちないことが多いか? ・・・ むしろ複雑系
正統ファイナンス理論で得られない解を科学の名で解き明かしていく。
たとえば、ランダムウオーク理論では『アクティブ運用はパッシブ運用に勝てない』ことになっているが、これは株価が効率的市場仮説に起因するのではなく、むしろ企業成長のS字カーブ(成長から停滞・衰退)やフォーチュン50採用企業の(採用以降の)成長率からみれば、インデックス買、優良企業売りが、おそらく正しい投資の仕方であることを本書は示唆する。
本書はファイナンス理論(効率的市場仮説/ランダムウォーク理論、行動ファイナンス)をある程度知らないと理解が難しいかもしれない。が、著者の広く深い見識は複雑系理論(自己組織化臨界)を含む新しい視点からマーケットを科学し、エッセイ風の構成は推理小説を読むような良書であった。
ブラックマンデーはなぜ起こったか? ・・・ 結果の原因は後付けが多い
なぜベルカーブ(正規分布)に株価が落ちないことが多いか? ・・・ むしろ複雑系
正統ファイナンス理論で得られない解を科学の名で解き明かしていく。
たとえば、ランダムウオーク理論では『アクティブ運用はパッシブ運用に勝てない』ことになっているが、これは株価が効率的市場仮説に起因するのではなく、むしろ企業成長のS字カーブ(成長から停滞・衰退)やフォーチュン50採用企業の(採用以降の)成長率からみれば、インデックス買、優良企業売りが、おそらく正しい投資の仕方であることを本書は示唆する。
本書はファイナンス理論(効率的市場仮説/ランダムウォーク理論、行動ファイナンス)をある程度知らないと理解が難しいかもしれない。が、著者の広く深い見識は複雑系理論(自己組織化臨界)を含む新しい視点からマーケットを科学し、エッセイ風の構成は推理小説を読むような良書であった。
経済学、心理学、統計学、カオス理論…と
さまざまな切り口で投資について語られています。
それでいて、解説がわかりやすいので
興味深く読むことができました。
投資の「奥深さ」を感じることができる気がします。
お金儲けの助けになるかどうかは分かりませんが、
純粋に株式投資や金融市場に興味がある方にとっては
とても興味深い1冊だと思います。
さまざまな切り口で投資について語られています。
それでいて、解説がわかりやすいので
興味深く読むことができました。
投資の「奥深さ」を感じることができる気がします。
お金儲けの助けになるかどうかは分かりませんが、
純粋に株式投資や金融市場に興味がある方にとっては
とても興味深い1冊だと思います。