LP1 の感想

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参照データ

タイトルLP1
発売日2014-08-12
アーティストFKA twigs
販売元Hostess Entertainment
JANコード0889030011824
Disc 1 :Preface /
Lights On /
Two Weeks /
Hours /
Pendulum /
Video Girl /
Numbers /
Closer /
Give Up /
Kicks
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ダンス・エレクトロニカ

購入者の感想

Jessie JらのMVを中心にダンサーとして活動した後、2012年の"EP1"、2013年の"EP2"でソロデビューしたロンドンのR&B(?)シンガー、FKA TwigsによるファーストLP。

プロデュースを担当するのは、"EP2"に収録されたシングル"Water Me"やKanye Westの"Yeezus"を手がけ、欧米で大論争を引き起こした超個性派プロデューサー、Arca。
加えて今回はSBTRKTやLil Silvaと活動するソウル・ミュージシャンSampha、昨年"no world"をリリースしたインディーR&BデュオInc.、Kanye Westの"Runaway"の他にEminemやLana Del Ray、Bruno Marsの作品などに関わったブレイク中の若手Emile Haynie、さらにはUKポップシーン最大級の大物Paul Epworthまで連れてきました。

このプロデューサー陣を見れば予想がつく通り、今までと比べると格段にポップです。個人的には前作で既にそのスタイルを完全に完成させたと思っているので、この転換は決して悪いことでは無いと思います。(EPとLPのギャップという点ではJames Blakeを思い出しますね。)
Arcaが前面に出ることも少ないため尖ったサウンドは少なく、PBR&Bとして聞けばそれほど抵抗感無く多くの人に受け入れられるのではないでしょうか。

ただ彼女の根本的な良さは失われていません。
The WeekndやBat for Lashesに通ずるソウルフルな重厚感、Grimesのような可愛らしさを兼ね備えた今までに無くセクシーなボーカルを聞いていると、この人はプロダクションに頼らずとも大成出来る才能あるシンガーだと実感させられますし、
Arcaの歪な電子音は、いつもより控え目であるとは言え、彼女のボーカルに異様な迫力を与えています。
全体的にはミニマルな展開でありながらも盛り上げるべき所はきっちり盛り上げるバランス感覚も並大抵のものではありません。中でも3曲目"Two Weeks"は格別です。

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Hostess Entertainmentから発売されたFKA twigsのLP1(JAN:0889030011824)の感想と評価
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