インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 の感想
参照データ
タイトル | インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 |
発売日 | 2014-03-03 |
製作者 | みやた ひろし |
販売元 | SBクリエイティブ株式会社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » 一般・入門書 » ネットワーク入門書 |
購入者の感想
長くネットワークの仕事に携わっていますが、この本で知識の体系化と補強がきちんと出来るので、
初心者からベテランまで広くオススメできる良書です。
初心者からベテランまで広くオススメできる良書です。
アプリケーション開発と違いネットワークの構築は、各工程を確実に完了するための必要
条件が曖昧だったりします。
本来は、アプリ開発と同様に要件定義に始まり、基本設計・実装方式の決定と詳細設計〜
実装を経て、システムテスト・運用テストと進むわけですが、その一つ一つが属人的で担
当者の経験と知識に依存する事が多いです。アプリ開発においても同じ事がいえますが、
ネットワーク領域の方が人への依存度がより高いです。その理由は、分野そのものの歴史
が浅い事もありますし、体系立って知識を組み立てる手がかりの乏しい事にも起因します。
特にネットワーク設計作業においては、設計対象とOSIレイアとの対応が必須であり、設計
工程の一つ一つがどのレイアに対応しているのか?が、明確になっていなければ、そもそ
も網羅性のある設計をした事になりません。ところが、この事を理解しているネットワー
クエンジニアは、さほど多くは居ません。つまり、何を設計すべきか?がわかっていない
のに、設計に携わる人間(もしくはレビューする人間)が、単に知識として持っている範囲
で各種の決め事をしているに過ぎない事が多いです。このことは、設計の結果残されるド
キュメントを見ても明らかです。
この本は、今までそんな漠然としていた設計行為を明確に定義しています。今まで曖昧漠
としていた各工程の実施要件(何を実施し、何を完了させるのか?)を明確にするための知
識が体系的に網羅されており、実践ですぐに役立てる事ができます。
その結果、『何をテストすれば品質を確保したといえるのか?=つまり、テスト仕様書に
書かれるべきテスト項目は何か?』が、はっきりとわかってきます。
【わかったつもり・設計したつもりから脱却する】、【ネットワーク構築における正しい
設計工程を知り、身につける】と願う人には絶好の指南書となるでしょう。
欲を言えば、各設計作業に使うワークシートや残すドキュメント様式のサンプルが付いて
条件が曖昧だったりします。
本来は、アプリ開発と同様に要件定義に始まり、基本設計・実装方式の決定と詳細設計〜
実装を経て、システムテスト・運用テストと進むわけですが、その一つ一つが属人的で担
当者の経験と知識に依存する事が多いです。アプリ開発においても同じ事がいえますが、
ネットワーク領域の方が人への依存度がより高いです。その理由は、分野そのものの歴史
が浅い事もありますし、体系立って知識を組み立てる手がかりの乏しい事にも起因します。
特にネットワーク設計作業においては、設計対象とOSIレイアとの対応が必須であり、設計
工程の一つ一つがどのレイアに対応しているのか?が、明確になっていなければ、そもそ
も網羅性のある設計をした事になりません。ところが、この事を理解しているネットワー
クエンジニアは、さほど多くは居ません。つまり、何を設計すべきか?がわかっていない
のに、設計に携わる人間(もしくはレビューする人間)が、単に知識として持っている範囲
で各種の決め事をしているに過ぎない事が多いです。このことは、設計の結果残されるド
キュメントを見ても明らかです。
この本は、今までそんな漠然としていた設計行為を明確に定義しています。今まで曖昧漠
としていた各工程の実施要件(何を実施し、何を完了させるのか?)を明確にするための知
識が体系的に網羅されており、実践ですぐに役立てる事ができます。
その結果、『何をテストすれば品質を確保したといえるのか?=つまり、テスト仕様書に
書かれるべきテスト項目は何か?』が、はっきりとわかってきます。
【わかったつもり・設計したつもりから脱却する】、【ネットワーク構築における正しい
設計工程を知り、身につける】と願う人には絶好の指南書となるでしょう。
欲を言えば、各設計作業に使うワークシートや残すドキュメント様式のサンプルが付いて